あしたのジョー２ アニメ✖️マンガ比較 第一話 そして、帰ってきた・・・
アニメおすすめ度 ★★★★★＋★
大事なことをまず言います、あしたのジョー「２」です。
もう一度言います、あしたのジョー『 ２ 』です。
最大のライバル、力石徹との戦いを終え、その後、主人公矢吹ジョーが世界チャンピオンとの戦いまでを描いたのが『 ２ 』。
一応言っておくと、マンガ版あしたのジョー、力石戦で最終回じゃないですからね！！
むしろ中盤手前ぐらいですからね！！
さて、いきなり文庫版第６巻最初の物語をベースに、ここまでの物語をダイジェストで見せる今回。
マンガ版との変更点をあげ始めるとそれなそれはかなりあちこち変更になっているわけなのです。
当然のことながら話の途中からアニメ化したら話に説明不足とか矛盾とか出てくるわけなので。
そこをすんなり流れるように、くどくない説明セリフをはさみながらやるの、巧い・・・！！
とはいえ、今回どうしても触れておきたいポイントをあげるのであれば、やはりゴロマキ権藤じゃないでしょうかね。
マンガ版では『強い喧嘩屋』ぐらいの感じで出てきますが、アニメ版だと強さに磨きがかかっているわ、さらにいいやつだわ、すごい・・・。
なんと言ってもマンガ版から変更になっているウルフ金串との喧嘩シーン。
マンガ版では一方的にウルフを叩きのめしますが、アニメ版だと殴られ、壁にもたれかかるシーンが入ります。
そこから「流石元新人王のパンチだって言いてぇところですが・・・同じバンダムでもそのパンチじゃ、矢吹みてぇに力石は殺せねぇな」と余裕を見せ、次の一撃で倒す。
殴られた後に余裕の表情を見せる、ってのは圧倒的に強そうに見えるわけで、この人の底知れなさが見えるわけです。
その後、警察官が乗り込んでくるシーンにはアニメ版オリジナルシーン。
マンガ版ではそのまま捕まっていたジョーを権藤が逃します。
そして別れ際に一言。
「あんたの試合、できたらまた見てぇ。そう思ってます。」
そこから吹っ切れたように表情を変えるジョー。
マンガ版とは全く違う、重要な役割を権藤が果たすわけでした。
よき！！
あしたのジョー２に関してはこちらにまとめて行きますので何卒！
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