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めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第七十三話 恋ひとすじ!八神と明日菜は懲りない女

アニメおすすめ度 ★★★☆☆

明日菜と八神を並列に語るのはなんだか・・・明日菜が可哀想だと思うんですけどね・・・個人的に。
マンガ版では12巻Part2に当たる今回の物語。
マンガ版との話の並び方とは大きく異なるので本来の面白さを失っていると言うか・・・。
セリフもマンガ版がそのまま使われている部分が多いのですが、なんだかな・・・。

マンガ版では内定が決まった会社の倒産から大きく時間が開いてからの物語。
直前で八神から「弱虫!!」と言われた直後(アニメ版でいうと66話)に該当するわけです。
それ故、テニススクールでボーっとしている響子だったり、そこからの帰り道で一ノ瀬の「五代君との仲に何か進展あったのかい?」だったりが説得力をもつわけで。
それがないとどういう感情なのかよくわからない・・・。

あと、八神の再登場はどうなのかな・・・。
マンガ版では会社倒産から後、最終回まで登場しない八神。
「五代先生がかわいそうじゃない」という八神の言いたいことはわかる一方、流石に行動が身勝手すぎると言うか・・・。
裕作の勤務先が潰れてから改めて一刻館に篭城する、という話。
結果的に「裕作に好かれたい」という目的達成に向けては手段と目的が一致していない気がするわけです。
流石に一度帰ってまたくるの、迷惑すぎでしょ・・・。

など、話の流れ上は色々言いたいことこそあれ、絵的な面白さは最高なのがこの一話。
明日菜の家に向かう三鷹が車を運転するシーンなんかやたらかっこいい。
駐車場を抜けるまで逆光、出た瞬間に(普通やらないでしょ的な)鋭いカーブ。
そこ、そんなにかっこいい必要ある??とは思うのものの、目に気持ちいいのであり!

あと、三鷹が家に訪ねてきた時に急に元気になる明日菜の様子はめちゃくちゃいい。
ベッドから飛び起きて身支度をする姿、可愛い!好き!!
中でも着ている服を(あれ、下着を確認しているようにも見えるんだけど)する姿はいいなー、と!

ところで、犬にじゃれられる三鷹。
マンガ版で効果音扱いっぽく出てくる「どすこーい!」
三鷹のセリフとして入ってるのめちゃくちゃ面白んですけど、あれはいったい・・・。

ここまでの物語についてはこちら。

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