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あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第二十一話 力石の・・・唄が聞こえる
アニメおすすめ度 ★★★★☆
脚本 高屋敷英夫
コンテ さきまくら
ジョーの決死の減量が始まります。
ジョーがそこまでの覚悟を決めてバンダム級にこだわる理由、それはもちろん力石がそこにいたから。
力石が命を削り、自分がいたバンダム級まで減量してジョーとの対戦を実現した。
だからこそジョーはここで階級を変えるわけにはいかないわけです。
ただ『2』は力石戦後から話が始まるわけで。
そこをいかにうまく描くか、というところが今回のポイントになってくるわけなのです。
その分を補強するべく出てくるシーン、それがジョーが力石が減量のために籠もっていた白木ジムの地下室に籠ること。
『2』では描かれていない分、力石がどれだけ過酷な減量をしたのかの回想シーンはほしい!
そして、その回想はやはり、そのとき一番近くにいた葉子の回想でないと!
そのためにはやはり減量中のジョーが葉子と出会わなければ!
と、考えるとやはり白木ジムに籠るジョーはどうしても必要だな、と思う次第なのです。
多少無理やり感は否めないにせよ・・・。
そして、最後に秤に細工をすることを決意する丹下。
西に秤の細工を頼むわけですが・・・。
マンガ版には無いシーン。
ここで丹下が、どんな気持ちで秤に細工をしたのかが描かれる。
そのセリフを聞いたら、丹下が憎めなくなるわけですよ。
ただ、あの重り、5kgにしては小さいと思うんだけども・・・。
ここまでの物語についてはこちら。
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