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あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第三十一話 Vサイン・・・その意味するものは
アニメおすすめ度 ★★★★★
偉大なるチャンピオン、ホセ・メンドーサ。
マンガ版ではジョーとの間に心の交流はなく、あくまで『倒すべき相手』としてしか出てこない。
が、アニメ版だと結構描かれ方が違う。
前回で存分に人間的な側面を描き、今回でジョーとのちょっとした心の交流も描かれる。
そして今回のホセ、めっちゃかっこいい・・・。
ジョーの予告K.O.に対抗したかのようにVサインを報道陣に向けるホセ。
そしてこう一言「このVサインは、はるばる日本からやってきた少々荒っぽい私の友人に送る」。
ここ、アニメ版オリジナル。
マンガ版だったらホセはジョーを友人なんて呼ばなかったであろう。
そんなジョーをはっきりと友人と呼び、メッセージを投げかけてくる。
そして、このVサインの意味が何を意味するのかが、タイトル通り今回の話のメインとなるわけなのです。
相手ボクサーに好きなだけパンチを打たせ、一度相手を突き離してから一瞬で勝負を決めるホセ。
Vサインの意味は、たった二発のパンチ。
ここ、勝負の決まり方はマンガ版通り。
この決着の付け方を元に、予告を後から足したと思うと『アニメ版すげー!!』って思うわけなのですが。
ここでの決着の付き方もかっこいいったらありゃしない。
一撃目を受け、既に大ダメージを受けたことを一瞬の間を作って表現。
からの、ホセのさらなる一撃。
圧倒的な強さが絵的にも出ているわけです。
かっけぇ・・・。
ここまでの物語についてはこちら。
作画監督 杉野昭夫
美術監督 男鹿和雄
撮影監督 高橋宏固
録音監督 加藤敏
脚本 高屋敷英夫
コンテ さきまくら
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