めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第七十九話 響子さんゴメンネ!涙・涙の愛妻弁当?!
アニメおすすめ度 ★★★☆☆
最終ゴールを見据えて状況を軌道修正している感じが否めないここ数話。
最終話までに必要なエピソードを詰め込んでいる感じすごくするんですが、大人の事情ってやつなのか・・・。
要所要所で起こる感動みたいなものはなんとも軽薄なのですが、それでも話の状況が矛盾したり、無理のある展開があったりせずにまとまっているのでかなりすごいな、と思うわけです。
今回のゴール地点として想像されるのが
「一刻館の面々をキャバレーから切る」
「それでもキャバレーで継続勤務」
「裕作が保育士を目指す」
「保育園をクビになる」
「響子が裕作の弁当を作り始める」
マンガ版で長い長い時間をかけて描いてきたこれだけの状況が凝縮されているここ一話。
話の並びを間違えると非常に気持ち悪い話になるのをうまく回避しているのはうまい。
それだけで十二分かな、と。
ただ、響子が作ったお弁当を公園で食べるシーンはもう少しなんとかして欲しい感じが。
マンガ版では公園で出会った老婦人に「お昼休みですか」と聞かれて「おれ・・・保育園クビになったんです」と答えるシーン。
老婦人の「お昼休みですか」のセリフがカットになっている。
そのため、急に何も聞かれていないのに自分語りし始める裕作にどうしても違和感が・・・。
あと、響子の作ったお弁当を開けた瞬間が・・・。
色合い・・・地味じゃね・・・。
響子が気合を入れて、子供にうけるように作ったお弁当なのだから、ここ一番気合を入れて描いて欲しかったな、と思う次第なのでした。
ここまでの物語についてはこちら。
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