加入した保険を無駄にしないために。ちゃんと保険を管理できていますか?保険簿の理念と取り組みにかける想い
はじめに
保険簿(ほけんぼ)公式note編集部です!
わたしたちが運営する「保険簿」は保険の請求もれを防ぐことを目的とした、保険管理アプリです。株式会社IBが加入者と保険業界の間に立ち、中立的に運営を行っています。保険の販売は一切行っていません。
この記事では、そんな「保険簿」アプリのプロダクトの理念や、開発・取り組みにかける想いをお話ししていきます。保険簿について知っていただくだけでなく、きっと”保険管理”の大切さに気付いていただけるはずです。
紙の証券や各社のマイページがあるにも関わらず、なぜ”保険管理アプリ”を使う必要があるのか?
そもそも加入者側が保険を管理しなければいけないのか?
保険を無駄にしない保険管理とは何なのか?
そんな疑問を持っている「まだ保険管理アプリを使っていない」方にこそ、読んでいただけたらと思います!ぜひ最後までご覧ください。
保険簿は何のためにあるの?
わたしたちIBが目指しているのは「保険の請求もれをなくす」ことです。そのための仕組みの一つとして、保険簿アプリを開発・運営しています。
保険簿でどんなことができるのか……機能面は後ほどお伝えすることにして、まずは「保険の請求もれをなくす」について踏み込んでお話しさせてください。この「保険の請求もれ」という保険業界に根付く課題こそが、保険をアプリで管理する意義、そして保険簿のプロダクト理念に繋がっています。
「保険の請求もれ」ってどういうこと?
そもそも「保険の請求もれ」って何?と思っている方が多くいらっしゃることでしょう。
「保険の請求もれ」というのは、「加入者自身が請求できるはずの保険に気づかず、そもそも請求をしていない」ということです。
弊社推計で、年間で約1.6兆円の請求もれが発生しており、その結果「負わずに済んだはずの経済的負担を負った」「治療を諦めて亡くなった」という悲しい事例も発生しています。
「保険は、自ら請求しなければ支払われない」という原則が根底にあるためです。
現在の保険業界の仕組みでは、「病気で入院しても」「自動車事故に遭っても」「住まいが災害で傷ついても」「家族が亡くなっても」自ら保険会社に連絡を行い、煩雑な手続きを行う必要があります。
誰の身にも起こり得る「保険の請求もれ」
そんな「保険の請求もれ」が発生してしまうパターン例を、2つほど紹介します。
このように「保険の請求もれ」は誰もが陥るリスクのある課題なのです。
保険を”使うとき”が意識されていない現状
保険は万が一のときのお金の負担を減らすための備えです。
近年は保険の選択もより自由になり、入る保険や加入数も人それぞれです。それでも火災保険・自動車保険・自転車保険など最低限必要な保険や、共済なども考えると、日本で保険に加入していないという方はほとんどいないでしょう。
それなのに保険の請求手続きは、ある種、加入者の”自己責任”のまま存在しています。と同時に、加入者であるわたしたち自身も保険に入っただけで安心してしまい、「実際に使う=請求する」ことを意識できていないのが現状です。
”自己責任”、なのに請求に向けた意識や準備がない。こういった現状から、先ほどの例のような「気づかない」「知らない」ことが原因による、保険の請求もれが発生しているのです。
保険の”情報”は災害時にこそ手元に必要
請求もれを考える上でもう一つ重要なのが、自然災害です。
保険は目に見えない商品だからこそ、その”情報”が大切です。
紙の書類による情報整理が万全でも、緊急の非難時の持ち出しは簡単ではありません。火災や津波による紛失リスクもあります。もし契約者が伝えずに亡くなってしまえば会社名すらわからなくなり、問い合わせることもできません。
自然災害の多い日本では、こういったリスクは誰しも他人事とは言い切れないでしょう。
そんな中でも災害の備えの一つとして、保険をデータ化し家族で共有しておくだけで、その不安を少し減らすことができるはずです。
保険簿が生まれたきっかけも東日本大震災です。ボランティアで被災地を訪れ、保険簿を構想したCEO井藤のnoteもよろしければご覧ください。
保険簿のプロダクト理念って?
こういった保険の請求もれを防ぐための第一歩として、運営しているのが「保険簿」アプリです。まずは加入者自身で保険を一元管理し、請求できる保険に気づける仕組みを提供しています。
保険簿というプロダクトを創るうえでの理念は、どうすれば「請求もれ防止に繋がるか」です。すべての機能が「請求もれを防ぐ」ことに繋がるよう設計しています。
もちろん保険をデータ管理し、自分の保険を把握しておくこと自体が大切です。その管理が「保険簿」だからこそ「請求もれを防げた」「使ってよかった」と思われる機能やUI/UXを、わたしたちは常に考え続けています。
保険簿のどんな画面にも”請求もれを防ぐ”ための工夫がある
例えば、登録した保険の詳細画面。
保険会社・保険名称といった基本情報に加えて「証券番号」「お問い合わせ先」を上部に目立つ形で表示しています。
保険料がメインで表示される管理アプリもありますが、保険簿はいざというときの連絡のしやすさを重視しています。
さらに、請求の連絡先画面にも「証券番号」を表示。加入者の判別につながる「証券番号」を慌てず伝えられるよう配慮しています。
保険は複数の会社で契約している方が多いのも特徴です。
紙の証券や電子証券、マイページでの管理と、各社形式がばらばらなことも管理や請求連絡の煩雑さを引き起こしています。素早い連絡が可能な保険簿アプリにまとめておくだけでも、負担を減らす手助けとなります。
すべての画面と機能の背景にある想い
「請求連絡の行いやすさ」だけでなく、基本である「保険の登録・管理」や、「家族との共有」など、すべての機能の開発・改善の根底には「一つでも多くの請求もれ防止につながるか」という共通認識があります。
そしてさらにその背景にあるのは、「誰もが加入した保険をもれなく最大限に使える社会にしたい」という想いでもあります。
保険簿が目指す社会、それを実現するために
もちろん、現在の保険簿だけでは請求もれのない社会は実現しません。
もれなく保険が活用されるためには、加入者自らのアクションだけに頼ることなく、可能な限り請求を自動化していく必要があります。
そのためには保険業界だけでなく、医療機関・行政といったあらゆる機関を横断した大きな仕組みが必要になっていくと考えています。
保険簿はそのための土台でもあります。
今はまだ加入者自身で保険を管理し、自ら使える保険に気づく必要がある段階です。
「加入した保険を適切に利用する」そんな保険加入者の当たり前の権利を「請求もれなく」「より便利に」「よりスムーズに」行使できる社会にするために、ぜひわたしたちと一緒に保険簿アプリを使い、広めていただきたいです。
請求もれを防ぐ!保険簿の機能って?
「アプリでの保険管理を始めたい」「保険簿を使ってみたい」と思ってくださった方のために、保険簿の基本機能を紹介していきます。
保険の登録と管理
まずはすべての保険をデータ化しておくことが請求もれを防ぐ第一歩。保険簿への登録は、手入力不要でカンタンです!
登録が完了した保険は一覧で表示。対象者を分けて登録ができ、家族の保険もまとめて管理できます。
家族とデータを共有する機能
「家族が保険を知らなかった」を防ぐためにも保険は家族で共有しておくことが大切です。どんな保険会社でどんな保険に入っているのか、受取人は誰なのか、データと一緒に安心を共有しましょう。
請求の可能性を診断する機能
すべての保険の登録が完了したら…
いざというときに確認すべき保険をピックアップする機能があります。まさに請求もれを防ぐための機能です。
また、この8月にはいくつかの新機能のリリースも予定しています!
便利な機能が増えるタイミングですので、今のうちにインストールいただき保険の登録をすすめていただくのがおすすめです。
さいごに
ここまでご覧いただき、保険簿の理念や想いに触れていただけたのではないかと思います。保険簿はこれからも請求もれをなくすために、新しい機能の開発や改善に取り組んでいきます。
「良い取り組みだな」「良いアプリだな」「これからの成長に期待したいな」と少しでも思っていただけた皆さまへ。
まずは、保険簿を使っていただくことが大きな応援の一つです。
ぜひ保険の登録をお試しいただき、保険管理を一緒に始めましょう。
すでに保険簿を使ってくださっているへ。
ぜひSNSやご友人に保険簿やこのnoteをシェアしていただけませんか?「保険の請求もれを防ぐ」ために、ともに保険簿の存在を広げていっていただけると嬉しいです。
これからも保険簿の活用、そして応援のほどよろしくお願いします!
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