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行動と 信頼・覚悟で 乗り越えた #こうして私は受験を乗り越えた

受験に向けて真剣な人ほど、こうした記事を読むに至らないかもしれません。

ただ。

一息つこうかなと訪れてくださった受験生や受験関係者の方々
来年以降に受験生となる方々
受験とは関わりがないものの、何気なく開いてくださった方々…

そんな皆様に向けて
志望の大学へ現役で合格するのに
「(私にとって)これは欠かせなかった」ことを
なるべく端的に記していきます(時間は貴重!)。

ジャンルごとに
項目列挙のみか、エピソードを交えて個人的に役立ったことかを見出しに明記し
受験には直結しない思い出や現在の話は区切り線以降、としておりますので
見出しで気になったものをお読みいただければと思います。


試験そのものについての対策等は、学校によって異なると考えられるため

健康面で気をつけたいこと 
学校や自宅での過ごし方
前日〜当日に心得ていたこと

といった事柄にしぼっております。

そんなのわかってる!という内容も多いかも知れませんが
再確認として捉えていただければと存じます。


健康面で気をつけたいこと(項目列挙のみ)


・風邪、病気、怪我に十二分に気をつける
・人混みや空気のこもった場所・時間帯を避ける
・体を冷やさない
・部屋を定期的に換気する(誰かを待たず、自分から窓を開けるなど)
・少しでも異変を感じたら、まずは回復に専念する
・就寝・起床のリズムを一定に保つ
・(可能な範囲で)バランスのとれた食事をする
・甘いものやカフェインの摂取は、ほどほどにする


末端冷え性(長めエピソードとともに)

幸い、体調不良にはならずに済みましたが
私の場合は、手や足に不調をきたしました。

元から末端冷え性でしたが、受験生の冬は一層ひどい症状におそわれたのです。
霜焼けになってかゆくなったり、紫っぽく変色したり…。
きっと、ストレスが影響していたのでしょう。

上記のようになると
痒さや痛みで集中力が削がれますし
思うように手も動かなくなります。

足については
湯たんぽや温かい靴下、靴下用カイロでなんとかなります。

問題は、手。

そんなおり、クラスの副担任の先生が
私の手の様子に気づき、アドバイスをくださいました。

「お湯の中で手をマッサージしながら、保湿クリームを揉み込んでみて。
お風呂に入ってるときでもいいし。」

その夜、早速実践。
温まっているゆえか浸透しやすいのと
マッサージするからか血行も改善されゆくとのこと。

続けるうちに、見事に治りました。

勉強以外の点でも、よく気の付く先生は本当に貴重な存在ですね。


ちなみに、受験生のときではありませんが
保湿すればよいという次元を超えた手の荒れ様になったときは
こちらで治してから、保湿クリームを塗るようにしておりました。



学校や自宅での過ごし方(項目列挙のみ)


・部活動や運動会等の行事で思い入れのあるものは、できる範囲で全うする(悔いを残さない)

・(可能であれば)朝早く登校し、授業前まで自習する

・授業と授業の間の休憩時間は、しっかり休憩する(教室を出る、友だちと話すなど)

・わからないところは、理解できるまで先生に教えていただく

・(試験よりも前に卒業式があったので)
 卒業式の日はしっかり堪能し、翌日からまた勉強に本腰を入れる

・センター試験(今は大学入学共通テストでしょうか)の解答確認は
 受験科目の試験をすべて終えてから行う

・(個別学力試験で後期も出願し、試験を受けるかもしれない場合)
 前期日程終了後1〜2日ほど休憩してから、後期試験の勉強に取り組む
 (私は前期試験の合格発表直前までやりました)


添削指導(長めエピソードとともに)

中学の後半あたりから、国語の試験であまり点数が取れなくなりました。
高校3年生で受けたとある模試で
150点満点中39点、偏差値39  をとったことまであります。

自分でもそうですし、周りからも理系に進むと思われていたものの
訳あって文系を選んだがために
(詳細は、後述のエピソードにて)
国語は必ずついてまわります。

もっとも、他の科目においても国語力は大切なのですが。

ただ、私のクラスで国語を教えてくださる先生とは、どうもそりが合いませんでした。

とはいえ
同じ学年の別のクラスで国語を担当する先生に話すのは
やはり気が引けてしまいました。


そんなとき、ふと思いつきました。

部活の副顧問の先生(担当科目:国語)に相談してみよう、と。

その先生は、私が高校2年生のときに高校3年生の担任を
私が高校3年生になると、中学1年生の担任になりました
(中高一貫校なので、先生によってはありうるのです)。

事情を話すと

「俺も感覚なまらせんためにちょうどいいから、見るわ。
 つい最近までしてたし、これから中学国語みるの続くし。」

と、快く引き受けてくださいました。

良質な、あるいは私の志望校と傾向の似ている過去問を用意してくださり
解いて先生の元へ赴くと、解説や記述問題の添削をしてくださる
という日々が続きました。

オススメの本も紹介してくださいました。


先生とはいえ、無料でよくここまで手厚い個別指導をしてくださったな
と、10年以上経った今でも、思い出すとつい涙がこぼれます。


個別学力試験の過去問では、数学で点数を稼いでいた私。
しかし、私が受験した年の数学は、例年になく難しい問題でした。
自分が受験したからそう感じたのではなく
解答速報や過去問題集にもそうした記載があったほどです。

数学が1番最初の科目でしたが
大半が解こうとした痕跡を残すに終わったため
「これはダメだ」と。

ただ、まだ英語も国語もある!と切り替えることができました。

英語も国語ほどではないものの、先生に頻繁に添削をしていただきましたし
国語については、先生とあれほど頑張ったのだから大丈夫だし
今その力を発揮できなくてどうする!と。

先生方からご指導を受けた日々が
自信を与え、活をも入れてくださったのです。


先生方からのメッセージ(短めエピソードとともに)

受験日が近づいた頃
他のクラスメイトがやっていたのを見て、私もやってもらったことがあります。

それは、勉強に使っているノートに
お世話になった先生方に激励の言葉を書いていただく
というもの。

なんてことはありませんが
受験当日は一番のお守りになった覚えがあります。



前日〜当日に心得ていたこと(項目列挙のみ)

・眠れなくても、いつもと同じ時間にお布団に入る
・受験票、筆記具、時計など、忘れ物がないか確認する
・筆記具は多めに持っていく(できれば時計も2つ)
・試験会場に早めに到着できるよう出発する
・お手洗いの場所を確認する
・各科目の試験開始直前に、深呼吸や腹式呼吸をする
・試験開始後、回答用紙に受験番号や名前等を記入したら
 まず問題用紙に不備がないかを確認する
・(可能であれば)1科目終了ごとに教室を出る



おわりに(その1)

寒い日々が続き、周りで体調をくずす人が出てきたり
クリスマスや年末年始で、浮足立つ人が増えたり…

そうしたなかでの受験勉強は大変ですが
春の桜を笑顔で見るためにも、どうか頑張ってください!



区切り線以下は、受験とは直接関係のないエピソードなどです。
もし気が向いたら読んでやってください。



受験とは直接関係のないエピソードなど


変な志望動機

今では母校となった大学・学部。
そこを志望した動機は、〇〇が学びたいから!というようなキラキラしたものではありませんでした。

「父が認めてくれるだろう」

「この人(父ではない)には負けたくない」

「(文系で)4年で卒業し、即就職して一人暮らしをしたい
(大学-実家間は片道1時間半以上かかるものの、実家から通学。
実家は好きといえど、就職でもしない限り実家を離れられないのは明白でした。)」


動機は不純だったものの
前期試験は絶対ここ!と
誰から何を言われようと譲りませんでした。

父や母は
難なく合格できそうなところでよいではないか、浪人なんて…
と思っていたらしいです。


ただ、担任の先生は違いました。

「お嬢さんはこれだけ真剣ですし、受けさせてあげてはいかかでしょうか」

と、私の意思を尊重してくださいました。


かえって、それがよかったのだと思います。

もし、安全圏であろうところを受けていたら
「こんなにやらなくても大丈夫だろう」などと気が緩んで
大丈夫だと思われていたところさえ不合格
なんて結果になっていたかもしれません。


今に通ずる大学での出逢い

ちなみに、私は大学のゼミが同じだった男性と結婚しました。

今では夫ですが、大学時代はただのゼミ仲間でした。

付き合い始めたのは
夫が実家へ戻って就職し
私の初任他が夫の実家のある地域だった
という偶然がかさなったのがきっかけです。

就職もその後の人生も、どの学校・学部に入るかで決まるものではありません。
とはいえ、こんな例だって無きにしも非ずです。


大学受験に励む意味

友人の多くは、大学で学んだことが今の生活にもきっちりと結びついています。

残念ながら私はそうでないものの
大学受験を機に様々な出逢いや学びを得られました。


合格は人生のゴールではなく
あくまでスタート地点だったり、通過点だったりします。

けれども、受験生の皆様はまず、一所懸命に合格を目指してほしいです。
結果を問わず、努力する経験そのものが、人生の糧になると思うからです。


受験に合格することは
目標を達成すること、与えられた試練を乗り越えることの1つにもなるだろうけれど
それらは、生きていくうえで欠かせないことにもつながっています。


心身の健康を大切にする
適度にリフレッシュできるようにする
対策や戦略、スケジュールを考える
自分の頭や足を使って必要なものを得る
相談や交渉をする
定期的に振り返る
良かった・悪かった原因を追究する
(場合によっては)方向転換を検討する
挫折を経験する
困難に陥っても這い上がる
周りに影響されすぎない
自分の人生に責任をもつ


捉え方次第ではあるものの
受験には、これらの要素がすべて含まれています。

たとえ残念な結果となってしまっても
こうした経験は将来の自分に必ずプラスになるはずです。


おわりに(その2)

noteのお題を見るなり
昨日のことのように、受験生だった頃を思い出しました。
それだけ、濃密な日々だったのでしょう。

勢いのまま綴ってしまったところは多々あります。
けれども、もし何かひとつでも参考になったものがあれば、とても嬉しいです。

お読みくださり、ありがとうございました。


#こうして私は受験を乗り越えた

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