「音楽」に癒やされる
仕事で悲しいことがありました。
この業界にいれば、定期的にやってくる出来事。
自分の存在が、医療機関の中ではマイノリティなんだな、と改めて強く感じました。
いつもなら「何くそ!」と悔しくて、負けたくない、と勉強にベクトルが向くのですが、今日はそう言う元気もなく…
私の人生、仕事でこんなに悩んでばかりで良いのだろうか…
悶々とそんなことを考えている内に、最近の私の生活が、殆ど仕事で占拠されている事実に気付き、愕然としました。
そんな今日は久しぶりにrumania montevideoを聞きました。
同世代ならおなじみの、コナンのEDで有名になったあのバンド。
当時大ファンだった訳ではなかったのですが、なんとなく、ふと思い出しては時々聞いてました。
(と言っても、最後に聞いたのは多分大学生の頃かな…?)
ちなみに私が好きなのは、「start all over again」
聞いているうちに、この曲を聞いていた学生時代の記憶が一気に蘇ってきて、感情が何と言うか、ぶわあああああ、となりまして。
上手く言葉に出来ないけど、私がnoteで書きたかったのはこういう「ぶわあああああ」とした感情なんだ!と気持ちが高ぶって書き進めています。
約10年ぶりに聞いて、初めて気付いたんですが、vo.の三好真美さんの声って、私のノスタルジーポイントに絶妙に引っかかるんですね。
モンテビを時々聞きたくなるのって、私の心のフックに引っかかるこの感覚を味わいたいからなんだと思いました。
多感だった学生時代。
当時は色々なことに悩んで、それでも前を見て一生懸命生きていたあの頃が懐かしく思えます。
中学校の帰り道で見上げた空。
親戚にたくさん遊んでもらった新潟での記憶。
図書館にこもって、暗くなるまで読み漁った本や漫画。
一瞬の内に、たくさんの映像がフラッシュバックして押し寄せてきました。
もう二度と戻って来ない日々だと分かっているから寂しくて、でも、だからこそあの頃の感覚だけでも思い起こすことができて、とても嬉しくて、愛おしい気持ちになり、感情が溢れ出ました。
一曲聞いただけでこんな感情的になるのは、三好さんの声が良いことはもちろんだけど、記憶と音楽が強く結びついてるからなんでしょうか。
それともHSPの特性として、知らずしらずに音楽に深く入り込んで、強く共感したからなのでしょうか。
いずれにしても、心が毛羽立って癒やしを求めていたのは間違いありません。
音楽に癒やされる―――今日ほどそれを強く実感できた日はないでしょう。
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さて、明日働けば、いよいよ連休。
気持ちは晴れないままだけど、もう少しだけ頑張りましょうか。