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【短歌一首】 群青のしじまを紅く染め抜いて晴れの特異日帷下ろせり

群青の
しじまを紅く
染め抜いて
晴れの特異日
帷(とばり)下ろせり

11月3日文化の日は、朝からずっと晴れていた。まさに晴れの特異日。
朝方に晴れ始めた空は、昼には雲一つない快晴となり、風も止んで秋の日差しが燦々と降り注ぐ一日となった。

晴れの特異日のあまりの気持ち良さに五感も心も舞い上がり、朝も、昼も、短歌を詠んだ。そして、夕方の情景についても短歌を詠みたくなった。

夕方の西の空

夕方になっても風も雲も全くなく、本当に穏やかで静かな大気。

富士山とスカイツリー
どんどん暮れてゆく
研ぎ澄まされた大気
群青色の空
夜の帷下りる

晴れの特異日は、朝から晩まで徹頭徹尾、穏やかに静かに晴れ渡り澄み切っていた。最高の秋の大気を満喫した一日。

猫間英介


【晴れの特異日の朝の歌】

【晴れの特異日の昼の歌】


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