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【短歌一首】 霧雨はやや涼しくも二十五度温き寒露に三日月笑ふ 

霧雨は
やや涼しくも
二十五度
温き寒露に
三日月笑ふ

10月8日(火)は二十四節気の一つ「寒露」(かんろ)
寒露は晩秋から初冬の頃に降りる冷たい露のことを指し、毎年10月8日頃にそのような現象が発生することから二十四節気の寒露となっている。

朝から霧雨

昨日までは日中日差しも強くまだまだ暑さが残っていたが、今日は朝から霧雨が降っていてだいぶ涼しくなった。しかし最高気温は25度の見込みで、朝も20度を超えている。少し動けば汗ばんでくる。

寒露前夜の三日月

寒露の語源である晩秋から初冬の冷たい露というよりも、夏から秋へ涼しくなるなでのやや温い露、といった感じの霧雨。

前夜の三日月

寒露の前夜には夜空に三日月がくっきりと浮かんでいた。昔も今も三日月は変わらないのに地球の気候は随分変わり、日本列島はより温く、熱くなった。

三日月(近影)

三日月に冷たい夜露というのは晩秋から初冬のとても研ぎ澄まされた夜の空気感があるが、やや温い寒露に三日月も笑っているのではないだろうか。

猫間英介



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