【短歌一首】 火の灯る橋と車に促され光と雲は西へ急がん
年が明けて少しずつ日が長くなってきているが、それでもまだまだ日の入りは早い。
16時半過ぎには日の入りとなる。その前後になると国道を走る車のヘッドライトもちらほらと着き始める。 遠くの空はまだ残照で明るく、手前の地上や建物の陰影は暗くなるため、交通事故が多くなると言われる「逢魔が時(おうまがどき)」。
橋の街灯も16時40分ごろに灯り始めた。
宵闇がどんどん濃くなり、橋の街灯がつき、車のヘッドライト、テールライトの数が増してくると、いよいよ夜が始まる。
猫間英介