【短歌一首】 南風網戸を抜けてコバルトの海の香部屋に運べる立夏
5月5日は二十四節気の「立夏(りっか)」。
立夏は、暦の上で夏が始まるとされる日。
実際に昨日は暑かった。ニュースによると、本州付近は広く晴れて、多くの地点で真夏日(最高気温30℃以上)となった。
朝から風が強い。ベランダに干した洗濯物が飛ばされそうに大きく揺さぶられている。網戸を抜けて南風が部屋に入ってくるが、明らかのこれまでの風とは肌触りも何もかもが異なる気がする。
一番違うのは匂いかな。南から吹いてくる暖かい風にほのかに海の香りがする。
ベランダから撮った空は、ひたすらコバルトブルー。
ベランダに住む二匹の亀の水を換えることにした。
暦の上での夏の到来=立夏がそのまま現実となった5月5日。まさに夏立ち来。
気温も、日差しも、風も、水も本格的に夏に向かう。
今年も例年よりも夏が長く暑いらしい。
(今や、毎年例年より暑いんだから、例年どおり、ものすごく暑いのでは?)
猫間 英介
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