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【短歌一首】 高熱と痛みに目覚めし十六時暮れゆく空にカラス鳴きたり

高熱と
痛みに目覚めし
十六時
暮れゆく空に
カラス鳴きた

インフルエンザで寝込む。
熱が出て体の節々が痛むので、とにかくよく眠って静養を取ろうとひたすら眠っている。

西の空

しかし、1日の大半を寝て過ごしているとだんだん時間の感覚がおかしくなってくる。わりとよく眠れたかなと思って目を覚ますと午後四時。日が最も短い頃だからもうすっかり夕暮れ。

目が覚めたら夕暮れ時か、う〜む、これはこれで仕方がないが、それにしても侘しい。カラスの声だけが虚しく響いてくる。

夕陽が顔を出す

これだけ時間と関係なく一日中眠っているのは、一緒に住んでいる猫たちと同じかもしれない。自分もいよいよ猫化してきたかも。たくさん眠ってレジリエンス(自己回復力)を養い早く治そう。 

猫間英介



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