アートからロックへ
ロック歌手の中には、もともと音楽志望ではなかった人もいる。
デヴィッド・ボウイは「ファイン・アーティストを目指していた」と、布袋寅泰との対談で語っている。
パティ・スミスは、詩人としてデビューした後にロックバンドを結成した。
マリリン・マンソンは作家の道も考えていたそうで、音楽活動を始めたのは成人してからのようだ。
ロックは音楽の一分野だが、レコード・CDでのアートワークや、ライヴでのパフォーマンス・演出などもある。
なので、ロックは単なる音楽ではなく「総合芸術」だと言えよう。
そのため、他ジャンルからロックに入った人が成功するのは不思議ではあるまい。