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読了!角田光代「紙の月」


《粗筋》
わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅滞梨花41歳。25歳で結婚し専業主婦になったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった……。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第二十五回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。


《感想》
重すぎて途中で断念。。
横領の1歩目、苦しかったな。(ここで読むのやめた)

スリリングで重たいのが好きな方はぜひ。


《引用》
あの夜のことを思い出す。夫を誘って、断られたのだ。そんなことを言う女だと思っていなかったと言われた。あの日以来、そういうことが夫婦間にない。(P88)

(2022/2/13)

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