豊橋ビリヤニ
2024年11月10日 豊橋市まちなか広場で行われるインターナショナルフェスティバルで「豊橋ビリヤニ」が、初お披露目となります。
豊橋ビリヤニチームの構成
高倉嘉男(インド映画研究家、私立豊橋中央高校校長)WEBサイト
渡辺靖典(トマト農家、とよはしまちなかスロータウン映画祭副会長、スピンアウト・トークライブ担当)インタビュー記事
黒野有一郎 (建築家、一級建築士事務所 建築クロノ代表、大豊協同組合代表理事)
高須大輔(株式会社 豊川堂 代表取締役社長)
白井としみつ(有限会社シライ(シライミュージック)代表取締役社長)
により構成されております。
背景を説明しますと
トマト農家の渡辺さんが副会長を務める「とよはしまちなかスロータウン映画祭」が「RRR応援上映 映画+食事付き」という尖った企画を行いました。
その食事には「ガチインド好き映画評論家 高倉嘉男プロデュースのインドの炊き込みご飯「ビリヤニ」が登場。お客さんから大好評!
そして、私が「豊橋ビリヤニとか作ったら良いじゃないですか!」と言ってしまいました。
そしたら、「インターナショナルフェスティバルで豊橋ビリヤニやりましょう!!」という事になってしまいました。
黒野さんが代表をする大豊商店街は、全国的にも珍しい、川の上に建つ通称「水上ビル」にあります。そこに隣接する「まちなか広場」で行う国際イベントに民族料理+豊橋要素という形で参加しようという話なのです。
イベント主催との調整は黒野さんが動いてくれました。
言い出したからには、ちゃんとしたプロダクトにしないと行けない…。
私とガチインド高倉先生は、ビリヤニが好きですが、他のメンバーほとんどビリヤニを食べたことがありません。みんなで、エリックサウス 金山 カレー&ビリヤニセンターに行ったり、メンバーによるビリヤニの勉強会を行いました。
豊橋ビリヤニの「豊橋要素」は私が担当しました。
始まって分かった「このメンバーに日常的に料理をするのは、私しかいない」という驚愕の事実。家庭内でキッチンを分担でやっていくのは、一人で回すより労力が増えるので大変なのはわかりますが、ガチインドな高倉先生は作れるものと思い込んでいたので、これはどうなるんだろう????
しかし!ガチインドな高倉先生はインド料理のシェフとも仲が良い!
今回は、ちゃんとネパール人シェフがビリヤニを作ってくれるので安心です。
10人前のビリヤニを作るなら私でも可能ですが、大量のビリヤニを作るにはやはりプロじゃないと難しい。インドカレー屋さんの料理人の中でもビリヤニが作れる人は一握りといいます。このシェフが居ないと成り立たないのです。
さあ、私は「豊橋要素」を考える事になりました。
豊橋カレーうどん
豊橋に来た人達をおもてなしできる「ご当地グルメ」それが、豊橋カレーうどんです。
昨年亡くなった鈴木惠子さんが豊橋観光コンベンション協会の事業推進部にいらっしゃった頃、豊橋麺類組合と組んで生まれたご当地グルメです。
トマト農家の渡辺さんと私で鈴木惠子さんからきいた豊橋カレーうどん誕生秘話はとても面白かったので、どこかで話したいですね。
カレーうどんだけでなく私が「異動辞令は音楽隊」に出演したり会社がロケ地になった時も鈴木惠子さんからお話が来ました。映画・ドラマのロケ地誘致でも有名な方です。
トマト農家の渡辺さんは鈴木惠子さんへの協力を惜しまず、弟子の一人と言っても良いくらい。私は豊橋ビリヤニも、豊橋カレーうどんリスペクトな形にしようと思いました。
豊橋カレーうどんはこんなレギュレーションです
豊橋カレーうどんの基本構造は「味変」にあると見て、その構造をビリヤニに応用。ビリヤニはライタというヨーグルトサラダをかけたり、少量のカレーをかけたりする「味変要素」が、そもそも備わっているので相性ピッタリ!ビリヤニの盛りつけを味変しやすい多層構造にすることにしました。
豊橋が生産日本1の大葉とうずらのたまごをトッピング。
豊橋発祥のサニーレタスの下に味変ソースという形にしました。
チキンビリヤニベースで考えています。
そのレギュレーションの中で、私が作っている白井式豊橋ビリヤニはこんな感じ。
豊橋名産「錦爽鶏」のもも肉をベースに、ミニトマトや豊橋産のスペアミントも炊き込みます。
ビリヤニにはたくさんの作り方がありますが、半茹でにしたバスマティライスを乗せて炊く「ダム式」の作り方で、豊橋っぽいグラデーションを作ります。試食会を設けて、意見を聞き、その意見をできる限り採用しています。形だけ意見を聞くんじゃなくて、このあたりを真剣に取り組むのが大切です。
毎日ビリヤニを作りました。白井式だけでなく、居酒屋さんが作れるバージョン、家庭で作れるバージョンなど多様な豊橋ビリヤニレシピを開発。
その結果をもって、ネパール人シェフとインターナショナルフェスティバルに向けて調整しました。ネパール人シェフとの調整には、高倉裕子さんに多大なサポートをしていただきました感謝!!
うずLOVE運動
うずらのたまごは誤飲という悲しい事故により、豊橋が全国シェアの7割をもつ、うずらの出荷数が減っており、豊橋市では「うずLOVE運動」という、うずらのたまごキャンペーンをしている流れもあるので、うずらのたまごの味も追求しました。
よく噛むことを推奨するアプローチとは違い、嫌いなものをよく噛むのは辛いので、そのまま飲みこんでしまうのだろうと考え、一緒に炊き込まずトッピングの形にすることで苦手要素を避けやすくするアプローチにしました。
さらに、食わず嫌いな人へのアプローチでちょっと試せるようにカレー味玉を1つ入れることで、冒険もできるように工夫しました。
当日のキッチンカーのインフォーメーションには、本の豊川堂 高須社長が印刷の協力をしてくれます!
この「豊橋ビリヤニ」を下記イベントで販売します!
とよはしインターナショナルフェスティバル 2024
日時(とき)
2024年11月10日(日) 10:00~16:00
場所(ところ)
豊橋市まちなか広場・emCAMPUS EAST (豊橋市駅前大通2-81)
大問題がありまして。ちゃんとネパール人シェフに付き合っていただくために、最低販売ノルマをこちらから提案して受けていただいたんですよ。
その数が100食です。これを下回ると赤字です(笑)
全国のビリヤニ好きのみなさん。「地域の香りを食べるビリヤニ」を広く知っていただくため、是非、お誘い合わせの上、天気が良かろうと悪かろうと、豊橋まちなか広場に「豊橋ビリヤニ」を食べに来てください!
よろしくお願いいたします!!!!
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