番外 こんな本を読んできた 8 大学卒業後に読んだ本(2)
『こんな本を読んだ』の番外篇として、私がこれまで読んできた本について書いています。なにかの参考になればうれしいです。最終回は社会人になってから読んだ本の二回め。
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いままでずっと女性にはもてなかったと書いてきました。ほんとうです。妻とは見合いです。妻がなんで私を選んでくれたのかわかりません。感謝しています。
どうでもいいことはおいといて、前回からのつづきです。
3.思想・哲学・宗教
大学卒業から社会人になって数年ほどは精神的にやや不安定な時期で、哲学や心理学の本をよく読んでいました。哲学といっても、哲学者の著作をまるごと読むというのもむずかしいので、概説書や哲学史が主でした。フランクルの『夜と霧』を読んだのもこのころかと思います。吉本隆明の本もよく読みました。
仏教やキリスト教などの宗教関係の本もよく読みます。かといって、宗教に入ることはついにありませんでした。
4.社会・歴史
新聞やネットだけではわからない社会のできごとを、より深くほりさげ、また、その歴史的な経緯を知るために、本を読みます。
立場のことなる複数の著者のものを読み比べることが理想ですが、ちかごろはとりあえず池上彰さんの本を読むことが多いですね。
5.自然科学
主に新書で、生命・生物・医学・脳・身体・宇宙・地球・物理・数学などについての本を読みます。もとは理系志望だったので、いまでもこれらの本は好みです。
5.ビジネス・自己啓発
会社にいたころ、業務の参考書をのぞいてはビジネス書、自己啓発書のたぐいはあまり読んでいません。好みではないのですね。私が若いころにはやったデール・カーネギーの『人を動かす』や「道は開ける』などを読みましたが、まったく肌にあいませんでした。
6.マンガ
マンガもいろいろ読んでいるのですが、思いつくのはゴルゴ13・家裁の人・寄生獣・BARレモンハート・人間交差点・黄昏流星群など。
7.美術・音楽・建築
芸術家や音楽家、建築家の評伝、作品の解説、美術史、建築史なども好物です。
8.ビジュアル本
さまざまな本をあげてきましたが、さすがに年を取ってくると小さい字を読むのがつらい、字を読むこと自体がしんどいと思うこともしばしばです。これから死ぬまで楽しめるものをといま集めているのがビジュアル本です。画集・写真集・図説など。Amazonでさがせば安いもんが中古であるし、有名画家の電子画集なんて300円ほど。解説の品質はなんともいえませんが、ながめているだけで楽しい。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。長いし、つまらない文章だったと思います。
さて、これだけたくさんの本を読んできたので、私のことをさぞやりっぱな人格者と誤解された方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。ひきこもりぎみのフツーのじいさんです。それではこのあたりで。
【こんな本を読んできた 目次】
1.小学生までに読んだ本
2.小学校低・中学年で読んだ本
3.小学校高学年で読んだ本
4.中学生で読んだ本
5.高校で読んだ本
6.大学で読んだ本
7.大学卒業後に読んだ本(1)
8.大学卒業後に読んだ本(2)
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