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私が好きだった本屋さん 1.故郷篇

こんな本を読んだ 番外編」で新しいシリーズを始めます。

ガンをわずらってから、というよりはずっと前から書店に行くことがなくなっています。体力的にきついことに加え、少し足が不自由になったこともあって、足が遠のいてしまいました。いまはもっぱらアマゾン。Kindleなどの電子書籍もよく使います。

人生も最終期に入って、昔よく通った、好きだった書店を回想するのもいいかなと思って、書いてみます。

『私が好きだった本屋さん』シリーズの目次はこちらです

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1.故郷篇

私の故郷は宮崎市です。生まれてから、小中高と地元の学校に通いました。学校での思い出にいいものはありませんが、書店にはよく通いました、

そのころ、宮崎市の中心部に田中書店というしにせの本屋さんがありました。ほかに小さな書店もあったはずですが、思い出せません。もっぱら田中書店に通ったわけです。

小学校までは学校の図書室で借りた本とか、親に買ってもらった本を読んでいました。初めて自分で大人の文学書を買ったのが田中書店。中1のときに買ったドストエフスキーの『罪と罰』です。表紙の色や本の手ざわり、出版社までおぼえています。そこから私の読書遍歴がはじまりました。

高校卒業までもっぱら田中書店に通い続けました。SFマガジンやミステリマガジンもそこで買いました、まちがってSMマガジンを買ったのも田中書店です。高価な専門書を注文したこともありました。

永島慎二の『フーテン』めあてに「プレイコミック」(秋田書店)を買い続けたのもここです。たしかエロい写真なんかも載っていたはずで、親の目を盗んでのことだったと思います。

思い出のつまった本屋さんです。当時お店があった場所には今はありません。


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