【超要約】PEAK PERFORMANCE 最強の成長術(ブラッド・スタルバーグ、スティーブ・マグネス)
こんにちは。ふゆんです。
今回は”PEAK PERFORMANCE 最強の成長術”を紹介していこうと思います。この本は一言でいうと、成長には負荷と休息が必要であることを示す本です。
今回のお品書きはこちら。
①負荷+休息=成長
②ルーティンを作る
③目的を作る
おまけトーク
①負荷+休息=成長
成長をするには、負荷と休息が必須である。スポーツ選手のトップレベルの人はハードな練習日と楽な練習日を交互に行っているというデータがあるに加え、これはスポーツ以外のことでも当てはまることが分かっている。ずば抜けた頭脳を持つ天才たちは、並々ならない集中力で仕事に取り組み、それ以外のときはひたすら休養と疲労回復に努めていたとされている。また、研究者によって、負荷というストレスには、単に有害なだけではなく、成長と適応を促す刺激にもなり得ることがわかっている。人間は起きている間中ずっと何かを一生懸命考えているが、独創的なアイデアの40%は休息中に思い浮かぶとされていることもあり、適度な負荷と休息を繰り返すことで成長できるのである。
②ルーティンを作る
アスリートがウォーミングアップするのは、本番に向けて血流を良くし、筋肉をほぐすためだけではなく、頭をすっきりさせ、心を落ち着かせるためでもある。これは、スポーツに限ったものではなく、例として有名な脚本家の場合も、執筆時に毎回同じ場所に座って、同じお茶を飲むようにしており、大事なのは、仕事がはかどる日もそうでない日も、集中して取り組むことである、と述べている。
ここでは、環境も意図的に整えることも、最高のパフォーマンスを引き出すのに不可欠であると述べられている。同じ環境で同じルーティンを繰り返しながら仕事に取り組むと、脳と体が深いレベルでこれらと連携するようになり、反射的に「ルーティン+環境=仕事」とリンクするようになる。
③目的を作る
自分にとって核となる価値観を確認した人は、確認していない人よりも、脅威や恐怖を克服しようとする確率が高くなると述べられている。自分の仕事が大きな目的に貢献していると認識すると、日々の業務はおろか、雑用のパフォーマンスも上がるのである。失敗しても、体が傷つくわけではないとしても、自我は心が傷を負うのも嫌う。そのため、心は安全なルートに導こうとするが、この心のリミッターを解除できるのは、「自己」を超越したときだけなのである。つまり、自分のための行動ではなく、大きな目的のための行動のほうがパフォーマンスが上がるということである。
おまけトーク
今回は、以上の3つにまとめて投稿しました。少しでも読者様に役に立つ内容であることを願います。
私はこの本を読んで一番納得したのは、負荷はとても重要であるという点です。もちろん、負荷をかけすぎては逆効果になってしまうのですが、適度な負荷をかけなけらば成長はないため、最近は意図的に自分に負荷をかけ、負荷を実感するようにしています笑。そして意図的に休息を取ることで、新しいアイデアが生まれたり、燃え尽き症候群にならず、新しい気持ちで作業に戻れたりと、良い結果が出ているような気がします。
紹介文には触れなかったのですが、目的の章で自分だけの目的を作成するという内容があるのですが、改めて自分の目的を設定し直し、最近は日々、それに沿った行動を続けるように努力しています。また、自分のための行動には限界があり、パフォーマンス向上は見込めないということも、この本を読んで納得できました。そのため、私の書評活動も誰かの役に立つことを願って投稿をしていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。
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