ブランディング・マーケティングコンサルタント

マーケティング・クリエイティブの領域で働き始めて約20年 これまで100社を超える企業様のブランディング領域の課題解決と支援をお手伝いさせて頂いております。 コーポレートブランディング・製品ブランディングを得意領域とし、強みの可視化と包括的なマーケティング支援を行っております。

ブランディング・マーケティングコンサルタント

マーケティング・クリエイティブの領域で働き始めて約20年 これまで100社を超える企業様のブランディング領域の課題解決と支援をお手伝いさせて頂いております。 コーポレートブランディング・製品ブランディングを得意領域とし、強みの可視化と包括的なマーケティング支援を行っております。

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ブランディングとは?

第1章 ブランディングの基礎理解ブランディングは、単にロゴやスローガンを作ること以上の意味を持ちます。それは、企業や製品の魂を形作り、消費者の心に深く根ざすイメージを創造するプロセスです。しかし、多くの人がブランドとブランディングを混同しています。では、この二つの違いとは何でしょうか? ブランド vs ブランディング ブランドは、あなたの会社や製品に対する顧客の知覚、つまり人々がどのように感じ、何を思い浮かべるかです。それは、あなたの会社の名前を聞いたときに頭に浮かぶ

    • リブランディングとは

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      • パーパスブランディングとは?

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        • 気になる記事:コメダ珈琲の躍進

          こんばんは。 気になるニュースをシェアします。 突出して利益率の高いコメダ カフェチェーンと言えば、今やなんといってもスターバックスであり、売上高、店舗数、共にトップとなっている。ほかにも老舗ドトールが1200店舗以上を展開してその存在感を維持しているのだが、今やドトールに匹敵する国内約1000店舗にまで拡大してきたのが、コメダ珈琲である。次いで、タリーズ、サンマルク、C-United(カフェベローチェ、カフェ・ド・クリエ、珈琲館などを展開する)などが大手クラスのようだ。

          ブランディングとマーケティングに違いについて

          ブランディングとマーケティングというテーマでブログを書きます。   ・ブランディングとマーケティングの違いとは・・・   ずばり・・・ マーケティング:メッセージを発して、相手に伝える。 ブランディング:相手にイメージを持ってもらう。   自ら相手に、直接メッセージを伝えるのではなく、相手にイメージを持ってもらう(感じてもらう)。ことが大きな違いです。 ブランディングは、最終的には相手の頭の中に、理想的なイメージを作れるかで、あくまで、相手に主体的に感じてもらうことがポイン

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          人的資本経営について調べてみた

          人的資本経営を推進する企業の「採用戦略」として重要なこと 現代の競争激しいビジネス環境において、人的資本経営は、成長戦略を描く上で重要な役割を果たします。 人的資本の概念は、従業員を単なる労働者(資源)ではなく、適切な投資によって価値が高まる資産として捉えます。 人的資源という言葉には、従業員を消費すべき資源(リソース)、つまりコストとして捉える考え方が根底にあり、人材にかける費用はなるべく抑えようという発想になりがちです。 人的資本の場合は、人材育成にかかる資金はコス

          カスタマージャーニーの作り方

          目次 カスタマージャーニーとは何か? カスタマージャーニーの重要性とメリット カスタマージャーニーの作り方について 複数の顧客セグメントを考慮する 複数のチャネルを考慮する 顧客の感情を考慮する データに基づいた意思決定を行う カスタマージャーニーを社内で共有する カスタマージャーニーとは何か? カスタマージャーニーは、顧客が製品やサービスを使用する際の体験を可視化したものとなります。上記製品やサービスと記載しましたが、企業活動そのものに対しても適用されま

          CX(Customer Experience:カスタマーエクスペリエンス)とブランディング

          CXとは? CXとは、「Customer Experience(カスタマーエクスペリエンス)」の略称で、顧客が製品やサービスを利用する過程での全体的な感情や体験、満足度を表します。 CXは、企業が顧客に提供する単に製品やサービスの機能や品質だけでなく、顧客に対する接客やサポートなどのサービス体験も含めた、 総合的な顧客体験を指します。 顧客が満足し、快適な体験を得ることができれば、その製品やサービスに対する顧客の評価や口コミが高まり、企業のブランド価値や信頼性が向上する

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          自社の強みを可視化していくプロセス:USPを設定する

          自社の強みを可視化するためには、以下のプロセスを進めることが重要です。 自社の強みを洗い出す 自社の強みを洗い出すためには、従業員や顧客とのインタビューや、従業員や顧客のフィードバックを集めることが有効です。自社の強みは、製品やサービスの品質、技術力、顧客サポート、ビジネスプロセス、ブランドイメージ、人材など多岐にわたる可能性があります。 自社の強みを整理する 自社の強みを整理するためには、SWOT分析などのツールを活用すると良いでしょう。SWOT分析によって、自社の強み

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          顧客調査には、以下のような方法があります。 アンケート調査:アンケートを作成し、顧客に回答してもらう方法です。紙媒体やオンラインツールなどを用いて調査を行うことができます。アンケートは、質問項目や回答選択肢、スケールの設定などに工夫を凝らすことで、より有益な情報を得ることができます。 インタビュー調査:顧客に直接インタビューを行い、意見や要望を聞き出す方法です。個人インタビューやグループインタビューなど、目的に応じた形式を選ぶことができます。インタビュー調査では、顧客の感

          コーポレートブランディングを実施するに際してまずすべきことは?

          コーポレートブランディングを始める際には、以下のステップを実施することが重要です。 目的を明確化する:ブランドの目的やビジョン、ミッションを明確にし、それに基づいたブランド戦略を策定します。 ターゲットを明確化する:ブランドがターゲットとする顧客や市場を明確化することが重要です。ターゲットとする顧客層のニーズや要望を理解し、それに合ったブランドイメージやメッセージを設計します。 競合環境を分析する:競合環境を分析し、自社の強みや弱みを把握することが重要です。競合他社のブ

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          コーポレートブランディングの進め方

          コーポレートブランディングは、企業のアイデンティティや価値観を表現するための戦略的な取り組みであり、以下のようなステップで進めることが一般的です。 ブランド戦略の策定:まずは、企業のビジョンやミッション、コアバリューなどを明確化し、ブランドの目的や方向性を決めます。競合分析や顧客調査なども行い、市場環境やターゲット層のニーズを踏まえた戦略を策定します。 ブランドアイデンティティの構築:企業のアイデンティティを表すブランドロゴやカラースキーム、フォントなどをデザインします。

          コーポレートブランディングの進め方

          コーポレートブランディング・製品ブランディングで大切なこと。

          それは、コーポレートであろうが、製品であろうが、ソリューションブランディングであろうが、『対象の「良さ」をとことん考え、信じ、愛すること』です。 この基本的な考えがない方が担当になられると、これまでの私の経験上、ブランディングであれ、販促であれ、マーケティングであれ、100%成功しません。 私たちはプロなので、赤ん坊のような気持ちでサラの目で、対象の良さを信じ、とことん考え、今は強みや良さが見えていないのであれば、ともに納得のいく答えを導き出そうと、お客様のお客様や、関与

          コーポレートブランディング・製品ブランディングで大切なこと。