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ブランディングとマーケティングに違いについて


ブランディングとマーケティングというテーマでブログを書きます。
 
・ブランディングとマーケティングの違いとは・・・
 
ずばり・・・

マーケティング:メッセージを発して、相手に伝える。
ブランディング:相手にイメージを持ってもらう。
 
自ら相手に、直接メッセージを伝えるのではなく、相手にイメージを持ってもらう(感じてもらう)。ことが大きな違いです。

ブランディングは、最終的には相手の頭の中に、理想的なイメージを作れるかで、あくまで、相手に主体的に感じてもらうことがポイントです。
 
これをビジネスの中で置き換えると、
 
マーケティングは『売れる仕組みづくり』 
ブランディングは『心に残る印象作り』
 
マーケティングは、主体的な、自らの発信を通じて、自社や商品の購買に効率的につながるプロセスや仕組みを構築していくこと
 
ブランディングは、相手の中に、こちらが伝えずとも、自社や商品のイメージを想起させること(ここはポジ・ネガ両方含んでしまいます)。
 
となるかと思います。
残念ながら、今(2024年05月14日)ですと・・・例えば『健康被害』で何を思い浮かべるか?『ギャンブル依存』で誰を思い浮かべるか?該当インタビューを取るとある特定の商品、企業、人物が想起される。これもネガティブですがブランディング(の効用)になってしまいます。

もちろん、『一番の優良企業』と言われてどんな会社を思い浮かべるか?これはポジティブなブランディングになっています。

ブランディング=ブランドをビジネスに貢献させるには?
 
では次に、ブランディングを自社ビジネスに貢献させるにはどうすべきかを解説していきます。
 
前述しましたが、
ブランディングとは、ターゲットの頭の中にいいイメージを作るための活動のことです。
 
その際に浮かんで欲しいイメージは、悪いイメージではなく良いイメージ。
 
商品そのものの提供価値に加えて、付帯する良きイメージを、商品を購入して欲しい人の頭の中に思い浮かばせること。かと、思います。
 
では質問です。
 
あなたは、消費者に自社や自社のサービス・ソリューションをどのようにイメージして欲しいでしょうか?
 
・・・・・
 
・・・いかが、でしょうか???
 
この質問が、実は肝で、数多くの企業様のブランディングを支援させて頂く際に、思いがけないネックになってくることが多いです。
 
その理由は3つ。
 
①    どんなイメージを持って欲しいか、思い浮かばなかった。
②    どんなイメージを持って欲しいか、一言で言えなかった。
③    どんなイメージを持って欲しいか、みな、ばらばらで一致していなかった。
 
この3つが課題になることが多いです。
上記を解決するには、下記を考える必要があります。
 
自社や自社の製品やソリューションの価値は何なのか?
 
ここでもう一つ、ネックになることがあります。
この価値に関しても、みな、ばらばらで一致していなかった。
 
となることが多いです。
では、その際に価値をどのように定義付ければよいでしょうか?
 
私はそんなときは下記をお伝えさせて頂きます。
 
 
自社、製品の価値は
 
お客様が望み(評価し)、競合にはできない、自社ができること
です。と
 
よく、競合にはできない、市場にまだない、などを研究、追及するお客さんが多いのですが、価値を決めるのは、自分たちではありません。この視点が抜けることが多いです。
 
価値を決める(ている)のは、顧客です。
 
であれば、どうすべきか?自分たちの価値を、お客さんに聞いた方がいいです。
 
 
では、聞きましょう。
ご自分で聞かれますか・・・?
 
はい。そこは自分で聞いても、客観的に評価できませんよね。だから第三者が聞きます。
するとどうでしょう。自分たちが思ってた評価ポイントも教えて貰えますが、意外に、あ・・・そんなところ、見てくれてたんだ、ほめてくれてたんだ・・・
嬉しい。恥ずかしい。となります。
 
また逆もしかりです。あ、そこ、そんなに嫌だったんだ・・・反省しよう・・・と。
 
案外自分の評価ほどあてにならないものはありません。
聞けば出てくるのが、意外なGAPであることに気が付くと思います。
 
(聞き方にも工夫が必要です:参照URL)
 
 
商品提供価値=商品そのものの価値 たとえば、味や機能そのもの
以外に
経験価値=商品を提供するまでに相手に与えている雰囲気や演出を含む経験の是非、顧客のつながりのなかで生まれる価値 
 
が、たとえば、自社の強みである、ということもしばしばです。

商品価値+経験価値=ブランド価値
 
話が脱線してしまいました。
 
ブランディング=ブランドをビジネスに貢献させるには?
 
顧客にイメージさせたい、自社(商品・ソリューション)の価値を定める
 
自社(商品・ソリューション)の価値は、お客様が望み(評価し)、競合にはできない、自社ができること。
 
価値を決めているのは顧客であることを忘れない。だから聞く。(番外編:聞き方の工夫はまた別途)
 
ここまでが事前準備です。
 
次のステップです。
 
・定義した自社の価値が、どのように顧客に伝わっているか?
(商品購入前、購入中、購入後、お客さんの体験のプロセス上でポジティブな経験を与え続けられているか?)

 
をチェックします。
 
この部分から、マーケティングの、売れる仕組みづくりとリンクしていきます。

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