「頑張らなくてもいい」という言葉にひとこと付け加えたい
心の中で吹き荒れる暴風雨
noteとの出会いをきっかけに、SNSを本格的に始めてもうすぐ3か月。
多種多様な感性、個性、感情、主張が溢れていて。
37才のおっさんの心の中は、現在暴風雨が吹き荒れております。
『こちら、現場です(ゼェゼェ) 物凄い風です! 立っているのがやっとです! あああああ! あれはなんでしょう! 古臭い固定概念です! 強い風に煽られて、カビの生えた固定概念やら、チンケなプライドやらが、行き場を失い宙を舞っています! 一体どこへ飛んでいくのでしょうかーーー!』
『あああああっ!長年蓋をし続けて溜めに溜め込んだ感情たちが、涙と共に洗われています。まさに、心の洗濯です!』
「頑張らなくてもいい」という主張
SNSをウロウロしていて感じたことの中で、「頑張らなくてもいい」という主張を、度々目にすることに気が付きました。
それほど、
『不本意に頑張らされた』
『頑張ることを強要された』
と感じ、無理を強いられ苦しんでいる人が、世の中には沢山いるということなのではと感じます。
かく言う私も、頑張り過ぎて電池切れを起こし、半年ほど、『アナザーディメンション』(双子座のサガ)された経験があり、その当時の記憶がほとんどありません。
今も、『仕事依存症』から抜け出すために、なるべく仕事のことを考えない時間を作ることを心掛けています。
人間、セルフマインドコントロールが効きすぎると、我を失ってしまうようです。
私がやらかしたセルフマインドコントロール
23才で零細企業の跡取り婿になって、7年程は、仕事が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
実の親父の借金で、家族が解散してしまった青春時代。
(音楽性の違いで解散???)
まさか自分が金融業の跡取りをやることになるとは。
人生、因果なものです。
金融業がずっと嫌でしたが、跡取りの婿という呪縛が、また、大学まで出させた娘を孕ませたという負い目が、そして何より、いつかはこの会社が手に入るのだというケチな下心が、私に『別の道を選ぶ』ということを拒否させました。
だから、
『嫌なことを続けるしかないのなら、好きになるしかない』
そうやって、自分に暗示をかけるようになりました。
だって、どうせなら、好きな事だと思ったほうが、少しは気が楽だと思ったのです。
30才を超えた辺りで、金融業の面白さを見いだせるようになり、できることも増えていって、
『こりゃ天職だ!』
と思うようになりました。
そして、『売上を上げれば報酬を増やしてやる』との言葉を信じ、跡取りとして立派な成果を出すためにと、更に仕事に没頭していきました。
サイドビジネスを始めて、ワーキングハイに
だって、自分のスキルが他人に重宝され、嬉しかったんだもん。
長年、まるで地下労働のような狭い世界で、黙々と仕事をしていた私にとって、やったらやった分だけ、目に見えて成果の出る、『自分が起業した仕事』は、趣味を超える楽しさがありました。
余談ですが、起業する際、長年コツコツ貯めていた趣味の釣り具を全部ヤフオクで売り、それを元手に法人を設立しました。
日中は本業、深夜や休日にサイドビジネス。
本業の役員報酬は、結局騙され続け、全く上げて貰えませんでしたが、サイドのほうは、やればやるほど利益になり、そりゃもう、毎日やりがいに満ち溢れていました。
『ワーキングハイ』については、下記引用させて頂きます。
仕事依存症について
今年の4月に家族経営の会社の代表から身を引き、6月末で引継ぎを済ませてから、サイドビジネスだった仕事が本業に。
小さな会社で、システム開発と、金融系業務のコンサルティングをやっています。
本業を辞めるまで自覚がなかったのですが、7月~9月末くらいまで、
『仕事もないのに、夜事務所に行ってしまう』
『仕事が途切れると、人生終わったと感じる』
『休みの日も、なぜか事務所にいる』
『子供とぷよぷよやりながら、仕事のことが気になり負ける』
→最近子供が上手くなってきたのを認めたくないだけだったりして(;´Д`)
俺、なんかおかしくないか?
泳ぐの止めたら死んじゃうマグロみたいになってないか?
ちょっと心のバランスを取り戻すために、
『俺は遊び人、俺は遊び人、俺は遊び人』
当面の間、暗示をかけよう。
そんな私だったからこそ、「頑張らなくてもいい」という言葉に目を引かれ、共感するのだと思います。
頑張ったこと自体は自身の財産
みなさんの言葉や体験、主張に触れながら、自分がちょっと頑張りすぎてたんだなと気付くことができました。
そして、頑張り過ぎたことを振り返りながら、1つだけ胸を張れることは、
『逃げずに取り組んだことは、すべて自分の財産になっている』
ということです。
自分が頑張ったこと、諦めずに挑戦し抜いたことは、自分を裏切らない。
尽くし抜いた創業者一族には見事に裏切られましたが、
今の自分を育ててくれた『環境』に対しては、感謝をしたい。
ひとこと付け加えたい言葉とは
『他人のためだけに』頑張らなくてもいい
自分を犠牲にした頑張りは、長くは続かない。
結局、長い目でみると、自分をダメにしてしまう。
『自分のために頑張ること』が、『他人のためにもなる』
そういったもののために、頑張る。
そういった頑張り方を、模索する。
過去の価値観を一旦洗い流して
新しい自分を
再度作り上げていこうと思う
今の変革が
新しい未来を彩ると信じて
2019年11月20日
座右の銘は不撓不屈
座右の銘太郎