安息や安住の場所
良く漫画で主人公が「家にいても学校(会社)にいても「時間割」を聞かれて常にゆっくり出来ない、どこかにゆっくり出来る場所がないかな」と言って、どこかのお店に入って満喫した後にそのお店が閉店してしまう、という展開があります。
家も会社も学校も「天井のために時間の許す限り、精一杯努力する場所」という定義があって、「時間割」があって、時間割で待遇が決められているからでしょう。待遇というのは会社なら収入、学校なら何でしょうか?
漫画は出版社で制作されていて、出版社は文化庁<文部科学省の管轄で出版社は文部科学省の方針で内容を決めています。文部科学省は役所ですので、役職によって俸給が法律で規定されている。つまり、時間割>進捗で待遇が決められています。役職は吏員なら階級になります。
また、国によっては漫画には年齢区分がつけられています。
そうだとしたら、外にあるスターバックスの言う「第三の場所」というのは、「時間割で待遇が決められていない実力主義の場所」ということでしょうか?
その部分ではパチンコ店は時間割や待遇に依らず、「使えるお金がいくらあるか」で客かどうか判断している部分がありますので、人によっては合理主義的なのかもしれません。
一方で顧客としては「進捗とかじゃなくて、「仕事」を忘れたいだけ。テレビも見たくないし、ラジオも聴きたくないし、電話も取りたくない、自分で時間割を作りたいし、安全性が確保された仕事で実力を発揮したい」と思っている部分があります。その要望は学校/家/会社なら何と言われるでしょうか?
結局、学校/家/会社というのは「緩慢なもの」というのを許していない場所なのかもしれません。