外国人の店員さんを見ると、なぜか優しく接していた
こんにちは。はんぐりです。
和食・洋食・韓国料理・中華・イタリアン・フレンチ・アメリカン・スペイン・タイ・インド・メキシコ。
皆さんは、どの国の料理が好きですか?
私は全部大好きです。笑
特に一押しはスペイン料理で、ワインを片手に生ハム、ピンチョス、チーズをつまむと堪らなく幸せな気持ちになります…!
ちょうど先日、日々の気晴らしも兼ねて外食に出かけました。その日は特に混んでおらず、カウンターに並んだ品目も少なめだったため、外人店員さんの1人回し。
お会計が終わり、ワインを受け取ると……あれ、出された品数が少ない。どうやらお会計をしたものの、商品を出すことを忘れてしまったようなのです。
『あ、これとこれも頼みましたよー!』
『ピンチョスね、アリガトウ』
何食わぬ顔で注文の品を出され、私は笑顔で受けとりました。無事買えて良かったね〜なんて言いながら、何の不満もなく立ち去ったのです。
外国人の店員さんを見ると、優しくしてしまう
でも冷静に考えてみてください。対して忙しくもないのに、頼んだ商品を忘れられたら、普通ちょっとイラッとしませんか?
何だこの店、大丈夫かな…
と違和感を覚えると同時に、今流行りの"顧客体験"が損なわれる要因にもなりうる気がしたのです。
しかしなぜかその日は、「むしろ笑顔で店員さんと会話ができたなぁ」というポジティブな感情さえありました。もうこの店には行かないだろう、といった考えはよぎらなかったのです。
別に私が特段お人好しとか、そのお店が好きというわけでもありません。
しかしたまに、外国人の店員さんを見ると、普段より優しく接していることはありませんか?
日本のサービスは、期待値が上がりすぎた
この現象の理由はいくつかありますが、結局このタイトルに尽きる気がします。笑
日本・外国で区別している!と言われれば、それまでかもしれません。しかし今回のケースでは、外国人の方を見ると何故か優しくおおらかに接してしまうというポジティブな側面があったことは事実。
日本は丁寧・高品質・サービス過多の国ですから、当たり前の水準がどんどん上がっています。そのため大量消費の時代とは打って変わり、機能性が優れた商品を作っただけでは満足してくれなくなりました。
もちろん生活は豊かになっていますが、それは果たして”良いコト”でしょうか?
少し不器用な可愛さ
忘れてしまった〜と笑えるユーモア
完璧じゃない部分も、受け止めきれる余裕
これらの性質は、確実に失われつつあるな…と思っています。これこそまさに、日々の小さな幸せを見つめ直すきっかけではないでしょうか?
完璧に出てこなくとも、ふふっと笑って許せる余裕。生活において大切にしたいな、と感じる瞬間でした。
人間なんて不完全だから、丸ごと受け入れる器になりたい
小さなことでも、思い通りにいかない。
期待していたのに、思っていたのと違う。
思い描いた理想通りに、コトが進まない。
そんなモヤモヤは、この豊かな世界を生きている人なら誰しもあるはず。でもそんな状況も、そっか〜ふふっと笑い飛ばせるような、その後頑張るかぁ!とリスタートを切れるような、そんな人間になりたいですね。
もしこのようなシチュエーションがあった際は、この話を思い出していただけると嬉しいです。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!