『恋愛適齢期』(2003)

恋愛適齢期(2003)

Something's Gotta Give

作品情報

2004年03月27日
128分

監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:
ジャック・ニコルソン
ハリー・サンボーン
ダイアン・キートン
エリカ・ジェーン・バリー
キアヌ・リーヴス
ジュリアン・マーサー
フランシス・マクドーマンド
ゾーイ・バリー
アマンダ・ピート

あらすじ


恋人・マリンと過ごそうと、彼女の母親の別荘を訪れた63歳の独身富豪・ハリー。そこで偶然マリンの母親・エリカと鉢合わせ。気まずい雰囲気の中、ハリーが心臓発作で倒れ、エリカの家で療養することに、、、。


感想


はちゃめちゃロマンティックコメディ?
ラブコメという言葉の響きは、チープな印象を受けるのであまり好きではないが、ロマンティックコメディならどうだろう?少しマシかな。

ジャックニコルソン、ダイアンキートン、マクドーマンド、キアヌ、、、。俳優陣の顔ぶれがすごい。キアヌのあまりの美しさ、ダイアンキートンの若さみなぎる美しさ。
出ていると嬉しい俳優、マクドーマンドは私の中でトップに君臨している。他には、スティーブブシェミ、アマンダセイフライド、キャリーマリガン、とかね。ふと映画をつけて、出ていると、「お!こんなところに」とテンションが上がる俳優。

奔放なハリー(ジャックニコルソン)を中心にした映画かと思いきや、途中からダイアンキートンのストーリーであることに気がついた。
ジュリアン(キアヌ)とハリーの間で揺れるエリカ(ダイアンキートン)、、、なんと贅沢な!!
いわゆる”恋愛適齢期”を過ぎたエリカがもう一度恋、自分の人生を取り戻す、というお話。

中盤からエリカが奔放すぎる気もする。
ジュリアンをたぶらかしておきながら、ハリーと寝るという奔放ぶり。
そしてハリーが去った後は、仲良くジュリアンと収まる、、、ジュリアン、無念。キアヌを雑に扱ってくれちゃって!!という私の私情も大いにあるけれど。

飽きずに観られるのは、やはりダイアンはじめ俳優陣の演技かなと思う。
お茶目で魅力的なダメ男を演じるジャックニコルソンはハマり役だし、若くてウブなキアヌもたまらん。ダイアンは相変わらず、安心感と可愛さがある、そしていつまでも若々しく素敵な女性、、、。
映画全体の雰囲気が、少し昔を思わせるので好きだった。
映像の荒さも、これまた私に刺さるオールドテイスト(造語)。

ネタバレアラート
そして、キアヌファンが暴動を起こしそうなラスト。
結局ハリーを選ぶんかい!
音沙汰がなかった期間は幸せにジュリアンと過ごし、結局ひょこっと現れたダメ男を選んでしまう。
ラストは孫もできて、素敵な会食。エリカ、ジュリアン、よかったね♡
とはいかない!!あまりにも可哀想なキアヌ(キアヌに感情移入し過ぎ)、、、。無念。

邦題つけたのは誰かなー??原題のままでよかったと思う。
”恋愛適齢期”という言葉は、あまりこの映画にそぐわないのではないかと感じた。
”WOMAN IN LOVE”とかね。



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