自己紹介|はじめてのnote
こんにちは。生きづらさを抱える公認心理師の野中せつこです。
初めてのnoteなので、自己紹介を したいと思います。
私は 子供の頃から 生きづらさを抱えていました。 もちろん こどもの時には それが当たり前だったので そんなに困ったなあとか なんとかしようとか 思わなかったのですが、 今考えると、 子供らしい 楽しくて仕方がない そんなふうには 思ってなかった という記憶があります。
中学高校時代になると、 生きづらい という感覚では なかったですが、 自分を振り返って なんで私はこんなふうに感じるんだろう なんで私はみんなと違うんだろう、 なんで私は、みんなのように心から楽しめたり 喜びあったり熱中したり 怒ったり 喧嘩したり、 そんなことができないんだろう と 感じていました。
例えば 中学校の時に クラス対抗の バレーボールの試合が あって、 みんなは のめり込んで 応援したり 勝ったら大喜びしたり 負けたら悔しがったり しているのに、 私は どこか冷めていて、 みんなの輪の中には 入れなかったんです。 みんなのように興奮はしないし 感情が 湧いてこなかったのです。
そんな自分に気がついて、 なんでだろうという気持ちと、 私は欠陥人間なのかな と、 自分を否定するような 気持ちも あったのだと思います。
大人になってからは、 20代の頃は どこの職場へ行っても なかなか馴染めず、すぐに辞めてしまったり、 結婚して子供ができて 幸せな環境のはずなのに、 幸せを感じられずに どこか空虚感を感じたり、 30代40代では 燃え尽き症候群を 経験し 抑うつ状態に苦しんだり、 生きててもいいことないなあという気持ちになったり、 生きづらさ という 言葉が ぴったりくるような感覚でした。
そんな私ですが、 というのかそんな私だから、 十代の頃から 心の問題に 興味があって 20代からは いろいろな心理学のワークショップに参加したり、 カウンセリングの 勉強をしたり カウンセリングを受けたり していました。
改めて、自分の人生を振り返ってみると、 こどもの頃からずっといい子 という仮面をかぶって 生きてきたんだなあと思います。
本当の 自分の気持ちは 感じないようにして、 周りの期待に応えようと したり、 争いごとを起こさずに 無難に切り抜けようとしたり、 自分のことは後回しにしたり 我慢したり、 そういうことを ずっと無意識でやっていたんですね。
何十年も セラピーや カウンセリングを通して 自分に向き合う 中で 少しずつ 気づきを得て、 ほんとに少しずつですが 生きるのが楽になってきています。
今も 毎日 自分に向き合い続けて 日々 自分の課題に取り組み続けています。 noteでは そんな気づきも 皆さんにお伝えしたいと思っています。
仕事では、私と 同じように 生きづらさを抱える方たちの話を聞いたり 寄り添ったりしながら、 そんな方たちが少しでも 楽になって 生きる喜びを心から感じられるように なってほしい そんな思いを 持ち続けて います。
具体的には、精神疾患の方たちや障がいを持った方たちへのサポート、マインドフルネスを使った個人セッションやグループセッションなどを主に行ってきましたが、今後はそれに加えて、生きづらさを抱えた方たちの居場所づくりも進めていく予定です。
60代になって、残りの人生を考えた時に、 このままでは終わりたくない、 私にしかできない ことをしたい、 生きづらさを抱えた方たちと 一緒に生きていきたい、 自ら命を絶つ人を 一人でも減らしたい、 そんな思いが強くなって、 何かやらずにはいられない、 自分の中から 湧いてくるそんなエネルギーを感じています。
これから、このnoteで、どうして私が こんなふうに生きづらさを抱えるようになったのか、どんな風にして少しずつ楽になってきたのか 、今は どんなことに取り組んでいるのか 私がサポートしてきた人たちが どんな風に 変わってきたのか そんなことを お伝えしていきたいと思っています。
感想や質問がありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。