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イデアの考察 断片 2-2   本多裕樹による

イデアの考察 断片 2-2   本多裕樹による

2、存在B

 存在がよりどころとした変化のためには時間に依存している。時間は無常にも流れこれは存在を生かしめているのだ。存在は時間によって変化や移動ができて永遠にその質量を生きる。

 私たち人間は生きている限り、また死後も永遠を願うがそれは存在の法則によれば永遠の物質や偉業は無いのは知っていよう。人間は永遠を求め文明に自分の生きた記録を残し次につなげようとする。また男女が交配し子孫を残し自分の財産やなにか伝統を未来にのこそうとして刻み付けようとする。それは一時期のこるものであろうが存在の法則によれば時間がかかわってくるからいつかは明滅する。ただ、魂の、生命の実相の実在においては永遠にのこっていくのだ。

 われわれが生きて生命活動をしているがそれは思い出として魂という石碑に刻まれるので永遠の宝となる。生きた記憶は魂に残り思い出として成長源の可能性をふくむだろう。

 生命の実相は宇宙の意識でありすべての存在に内在している。すべての可能性の中に生命の実相がある。これは神の体であり、われわれは神の生命をもっている。神とは私たちであり、神とはあなたであります。あなたは神であり、神の経験をわれわれが変わりに生きて活動し学んでいるのであります。

 人生の豊かな経験でもって学んでいて、それはどんなみじめなものでも苦境の生き方でもそれはわれわれは演じているのでキャラクターをになって生きているのだ。人はそれぞれであるし、それぞれが人生を演じている。役者をやっているのが現状なのであります。

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