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傷口を広げてでも誰かの役に立ちたかった。

無理をしたい時がある。
無謀だと思われようと
だから言わんこっちゃないと
遠まわしに言われようと。

そうしたいと思ったことはやるようにしてる。

マラソン大会の時がいい例で
ペース配分なんかどうでもいい性分だった。
おばあちゃんの笑った顔が嬉しくて
それだけが欲しくて
いつも始めから全力疾走。

どんどん追い抜かれていくのはわかっていても
ゴール間近ではいつだって
嬉しそうなおばあちゃんの笑顔が待っていて
それを支えに走り抜いていた。


今は何を支えにしたらいいのかわからないし
過食嘔吐も再発する始末。

だからと言って、全力で取り組んだことを
後悔はしていない。
むしろよくやったねって
言ってあげたい。

数あるSNSの中のたったひとつの
狭くて圧迫感のある世界で
私は私の出せる限りの力を使った。

それでもアカウントを消してしまえば
いとも簡単にプツンと途絶えてしまう。

それはとても寂しいけれど
人は意味づけをしたがる生き物らしいから
良いも悪いもないんだと思う。


その時自分がしたいことをしたかっただけ。

自分が当時欲しかった場所を作りたかっただけ。

今この瞬間も
自分をやみくもに責めては傷つけている
そんな子達がいるはずだから
少しでも
気休めでも
その時だけでも
自身の本音を吐き出せる場所を作りたかった。

失敗も成功もない。


この世はエゴだらけ。
そのエゴを悪とする必要もないんだと思う。

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