7月に買った本【2024年】
7月に買った本
7月に買った本は、計4冊。
自分的には割と少なめな量になりました。
金欠なのと、積読が多くまだまだ読む本があるので、それが原因だと思います。
J・P・サルトル「実存主義とは何か」
実存主義を広めたサルトルの講演のほか、短編小説などが収録されています。
実存主義について勉強しておきたかったので、とりあえず読んでみました。
講演なだけあって、そんなに難しいわけでもなく、普通に楽しく読めました。
実存主義を知りたい人は、入門的に読むのにちょうどいいです。
ぼくはこの本をすでに読み終えていて、2日くらいで読めました。
一緒に載っていた「糧」という小説も、サルトルの思想を反映しているというか、けっこう面白かったので、サルトルの他の小説も読んでみたいと思いました。
ロバート・アッカーマン「評伝 J・G・フレイザー」(上・下)
上巻・下巻の2分冊。「金枝篇」を書いたJ・G・フレイザーの評伝。
「金枝篇」が難しくてよくわからないので、評伝を読めば著者の人物像がわかって、ちょっとは理解できるようにならないかと期待して購入してみました。
「金枝篇」は1冊1万くらい平気で超える値段をしていて手が出ないので、とりあえず読める自分に近づくことから始めてみようかなと。
「金枝篇」をわかりやすくした「図説 金枝篇」というのがあって、これは持っているんですけど、これでもちょっと難しくてよくわからない。
おそらく知識がいろいろと足りていないんでしょう。
「千の顔を持つ英雄」もわからなくて、この辺の神話とか民俗学とかに、もっと詳しくなりたい。
けど、どうすればいいのか、今のところはよくわかってないという感じです。
コルタサル「秘密の武器」
今確認すると在庫がなかったので、紹介するか迷ったのですが、買ったのにリストに入れておかないのもどうかと思うので、一応書いておきます。
幻想小説を読んでみたかったので、購入しました。これを選んだ理由は特になく、適当に選んだだけです。
コルタサルの小説は他にもあるので、これが売ってなくても別のものを読めばいいんじゃないかと思います。
幻想小説を読みたくなったのは、バルガス=リョサ「若い小説家に宛てた手紙」を読んで、まったく読んだことがないのは、まずいかもと感じたからです。
幻想小説は捉えどころがない感じがして、難しいんじゃないとか思ってしまいますが、どうなんでしょう。
少なくとも日本の幻想小説は難解で理解しにくそうなイメージが個人的にはあります。
海外の幻想小説で、かつ短めの内容の短編集だったら読めるんじゃないかと期待しています。
心が折れることなく、なるべく読みやすいものから読めるようになっていきたいです。
毎月の買った本まとめ
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