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HSP、INFJと自己受容「自分いじめをする内なる自分をキャラ化して受けとる」

先日、投稿したこちらの記事▼

今回は「②自己受容」について。

自己受容とは、自身の長所も短所もそのまま受け入れること。

人間の内面には、いろいろなキャラがいる。
・裁判官
・マゾヒスト
・ナルシスト

などを内側に宿している人もおられるだろう。

自動思考によって、これらが心の中で制御不能な状態で暴れ回ると自己受容は困難になる。

列挙したキャラについて確認していこう。

裁判官は、自他に厳しく生真面目だ。とにかくジャッジを好み「良い悪い」や「優劣」の判断をしたがる。規範意識が強く超がつくほどのモラリストだ。

マゾヒストは、「自分いじめ」が癖づいている人の中に宿る。「私なんて」「私さえいなければ」が口癖だ。自分を卑下し、ポジションを下げることで安心感を得る。根底には寂しさや自己憐憫を持っていることが多い。

ナルシストは、とにかく意識が自分に向きがち。自己執着、自己陶酔が習慣化しており、徹頭徹尾「俺さまだけが素晴らしい」というスタンス。自分を過剰に上げたいという欲求の強さから、他者を見下し蔑視することが癖づいている。「成熟を拒否したおこちゃま」という感じで、とにかく不平不満が多く他責的だ。自信満々に映るものの、本当は自分に自信がない。とにかく自分を大きく見せたがる傾向が強い。

ここで解説したキャラは一例だが、自己受容の前にこういったキャラがいることを確認する必要がある。

ネーミングすることで、曖昧模糊とした内に宿している存在を把握しやすくなる。

自己受容は、自分の中にこういったキャラがいることを冷静に見つめて知ることだ。

キャラにあなたの本体をのっとられるのではなく、複数のキャラが立っている大きなステージをあなた自身がロングショットで見ているイメージ。

「こういうキャラもいるし、こういうキャラもいるのが自分」と客観的に捉えることが自己受容だ。

その際に、ジャッジはいらない。「このキャラは好きだけど、このキャラは嫌い」となれば公平性を欠くことになり、偏りが生まれる。

あなたが自覚しているネガティブな自分自身から目をそらさず、嫌がることなくふんわり受け止める。

「ステージの上にいる、どれも自分を表すキャラなんだ」と、ただ受け止めるだけでいい。

中立的にあなたがあなたを理解することが、自己受容なのだ。

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