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HSPやINFJは、心がつらくても前に進む必要がある時「とりあえず、あそこまでたどり着いてから休もう」と、手近な目標設定をすることが大事
コンディションが悪かったり、気分がどんよりしてしまい前に進めるのが億劫に感じることがある。
仕事や私生活では、さまざまな人間関係が存在するため、自己都合で休むことができないケースも。
そんなとき僕は「しんどいけど、あそこまで行ってから休もう」と手近なところに、目標を置くようにしている。
壮大で「はるか遠くにある」と感じる目標設定は、あなたをさらに追い込みかねない。
途方に暮れてやる気がなくなるのは、今のあなたのエネルギー量やモチベーションと、やるべきことに必要なエネルギー量が合致していないからだ。
そこを無視すると、どんな事態も上手くいかない。
だから、つらいときこそスモールステップでいい。
「あそこまで行ったら一旦休む」と思えるだけで、少しだけ心が軽くなる。
行動と休養を繰り返しながら、えっちらおっちら前に進む。
そして、そんな自分もしっかり認める。
決して「こんな速度でしか進めないのか」と、あなた自身を責めてはいけない。
少しずつ、ちょっとずつにも意味があるのだ。
地道な積み重ねとは、つらい状況でもあきらめないことも含む。
人生の速度は一定ではない。
ぐんぐん加速できるときもあれば、どう頑張っても牛歩にしかならないこともある。
あなたも僕も、大きなサイクルの中で生きている。
だから進む速度が、その時々で変わって当然なのだ。
資本主義社会は、効率と成果を求める。
それによって社会は循環し続けるが、そのシステムに組み込まれた結果、あなたの心は悲鳴を上げているかもしれない。
「自分も自然の一部である」と思えれば、浮き沈みや好不調のサイクルがあることも、優しく受けとめられるだろう。
つらいときこそ、ゆっくりと少しずつ進もう。