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「自立とは依存先を多数持つこと」熊谷晋一郎「依存と支配の関係とは?」
こちらの動画の内容がとても良かったので、共有させていただきます。
動画の8分過ぎから、依存と自立のお話になっています。
熊谷晋一郎さんは「自立の対義語は依存ではない。依存先の数が多いことが本当の自立」とおっしゃっています。
また「自立とは選択肢がたくさんあること。支配されないことである」ともおっしゃっています。
20代の頃の僕は相手の依存先になることが多く、そういう方はもれなく寂しさで誰かと繋がっていなければ不安になるタイプでした。
すぐ共依存のような関係になってしまうのが、とてもつらくキャパオーバーをして「もう無理!」となり、フェードアウトするというパターンが多かったですね。
「この人なら自分のことを理解してくれる」と期待されるものの、穴のあいたバケツに愛情を注ぎ込んでも一向に溜まっていかず、最後は決まって共倒れになります。
これは「依存という名の支配だった」と思います。
このときの経験が元となり、過度に依存してきそう人は避けるようになりましたし、ふたりっきりで会わないことを心がけました。
孤独だった頃は、僕もひとつのことやものに依存することが多かったです。
対人関係や趣味、仕事先、クライアントなどもそうですが、複数との関係を築けるようになれば、リスクを減らせますし、心が安定します。
熊谷晋一郎さんの言葉を耳にする前に、「自立とは依存先を分散させることである」とどこかで聞き「なるほど!」と腹落ちし、それから「分散依存のすすめ」をお伝えしています。
論点はズレますが、ちなみに先日、お亡くなりになった上岡龍太郎さんは、
昔、上岡龍太郎さんが、浮気について「二股、三股だと三角、四角関係で角が立つ。そこで相手をどんどん増やしていくと、多角形になっていき、最終的には角が取れて『円満』になる」と言っていた。あの人にも教えてあげたい。
— 田中イデア (@IdeaTanaka) May 6, 2012
「浮気相手をどんどん増やせば、角が取れて円満になる」というとんでもない逆説を説いておられますが、
これはあくまで上岡さんの芸風から生まれたパラドックス発言なので、真に受ければ、確実に修羅場が訪れるでしょう(笑)。