HSPやINFJは「調子が悪いときに自分を責める癖がある」と気づくことで、好循環がスタートする話
気分が落ち込んだとき、体調が悪いとき、つい自分を責めてしまうことがある。
これは癖みたいなものだ。癖は誰しも持っている。
癖のパターンに気づけると、必要以上に苦しまなくて済む。
コンディションが悪いときに自分を責め始めたときに「またこのパターンに陥っているぞ」といち早く気づくことが大事だ。
その際に心がけることは、自分を裁かないこと。
感情が激流のようにごうごうと流れていても、その中に入らない。川から離れたところから淡々と「今日は激しいなあ」と捉える。ただそれだけでいい。
全ては流転している。
落ちこんだ気分は必ず回復するし、悪化している体調も、いずれもまた良くなるだろう。
「自分いじめ」は、自分を裁き続けるジャッジメント症候群みたいなものなのである。該当する人は、まず自他を裁く癖があることに気づこう。
そして裁きそうになったら「またやってしまいそう…」と気づき、他のことに意識を向ける。
楽しいな反応を起こることを始めてもいいし、あなたの気持ちをフラットにしてくれる没頭できることをやってもいい。
癖というのは形状記憶に似ているので、その形を変えること自体は難しい。
しかし、意識すれば異なる形状を作り出すことは十分可能だ。
あなたを苦しめない、新たな癖を作り出せばいい。
あなたが自分を責める刃物を手放せたとき、誰かを攻撃するということが必ず減る。
攻撃したくなり、その気持ちを抑圧し封じ込めるということ自体をしなくなる。
これが心にとても良い影響を与える。
繰り返しになるが、大切なのはまずあなたの中にある心の癖に気づくことだ。
「こんな感じ方をしてはいけない」「こんなことを思ってはいけない」とコントロールする必要は全くない。
「自分にはこういう一面がある」「また癖が出そうだな」と冷静にとらえるだけでいい。
気づけた人から、良い方向へと進んでいける。
変われる人は、気づける人。
認識できれば必ず変容できるので、何の心配もいらない。