HSPやINFJは「二元論から抜け出す」ことで、今より軽く爽快に生きられる理由
二元論は便利だ。
物事を白か黒かにわけることで、脳はすっきりする。
しかし熟慮を伴わない、脊髄反射的な二元論にデメリットがないわけではない。
人間の脳は、曖昧さを嫌う。
どっちかわからない状態がストレスなので、極端な結論を出したがる。
この脳の性質を理解せず二元論的ジャッジで、何でも断定する癖がつくのは危険である。
二元論は自他を傷つけやすい。
「あの時の私の〇〇という発言は、嫌われたにちがいない」など、妄想がどんどん広がっていくこともあるだろう。しかし、実はくよくよ悩むあなたのことを誰も嫌っていなかったりする。
仮にあなたが「私は〇〇なところがあるから嫌われているにちがいない」と悩んでいたとしても、あなたと仲良くしている人は「むしろ○○なところがあるのが人間らしくていい」とポジティブに捉えているかもしれない。
二元論から抜け出すには「どちらかわからないときは放っておく」という習慣をつけることだろう。
この習慣がつくと「意外に時間がそのうち答えを出してくれる」とわかるので、心が楽になる。
コントロールできないものは、潔くあきらめる。
変えられることがあれば積極的に変える。
シンプルに考えることで、悩みを減らすことができるのだ。