HSPこそ涙活するべき!涙活の効果と方法
HSPの方は、人より感受性が豊かで”涙もろい”と言われています。
実際、私も小さい頃からすごく泣き虫でした。
しかし、涙もろいのは何故か家にいる時や家族に対してだけで、学校や習い事、部活など家の外ではあまり泣くことがありませんでした。
今でも、仕事で大失敗したり、お客さんから理不尽なクレームを受けても泣きたくなる気持ちにはなりますが、実際に涙は出ることはほとんどありません。
私たちは、大人になるにつれて「人前で泣くのは恥ずかしい」「泣けばいいと思われたくない」「泣くと弱い人だと思われる」などの理由で、自然と泣くことを我慢してしまうようになるのです。
この記事は、HSPにこそ実践してほしい!涙活の効果と方法をご紹介します。
涙を我慢するのは身体に悪い?
泣くのを我慢する行為は、精神的ストレスや不安、イライラなどのマイナスな感情を自分の中に溜め込んでしまう原因になり、鬱病など身体的な健康問題も引き起こす可能性があります。
また、泣くことを我慢する事が癖になっている人は、自分自身や周りの人たちに対して、感情を表現することが苦手になってしまう恐れもあるのです。
特にHSPの方は感情に敏感で、周りの人の気持ちや、環境の変化に影響を受け、人より涙もろいと言われています。
そんなHSPの方が、毎回自分の感情を抑え込んでしまうと、いつか心のバランスが取れなくなるのは明らかですよね。
そうならない為に、日頃から積極的に実践して欲しいのが”涙活”なのです!
涙活とは
”涙活”とは、ストレスや疲れ、悲しみなどを感じた時に、意識的に涙を流すことで心身のリフレッシュやストレス解消を図る健康法のことです。
涙にはストレスホルモンや毒素を排出する作用があるとされ、涙を流すことで心身のバランスを整える効果が期待されます。
日々の生活の中で自然に涙を流す機会が減ってしまった現代人にとって、涙活は、重要な健康法のひとつといえるでしょう。
また、涙活は感情を表現することにもつながるため、HSPの方が自分の感情を理解しやすくするための手段としても期待できるのです。
おすすめの涙活5選
では、ここからは具体的な涙活方法をご紹介します。
・映画を見る
感動的な映画や、悲しい映画を観ることで、涙を誘うことができます。
映画館へ行くのもいいですが、人目が気になって上手く泣けない。という事もありますので、家で1人で観ることをおすすめします。
私はいつも部屋を暗くして、リラックスした姿勢で見るように心がけています。
・音楽を聴く
涙を誘う音楽を聴くことで、感情を開放し、涙を流すことができます。
失恋や死別などをテーマにした悲しい曲や切ない曲、感動的な曲でもいいですが、自分が辛かった時に聴いていた曲も、涙を誘うには非常に効果的です。
・回想する
「辛かった時の曲を聴く」事と少し似ていますが、悲しかった辛かった出来事を回想する方法でも涙を流す事が出来ます。
私は、寝る前やお風呂に入っている時になぜか回想スイッチが入ります。笑
これもHSPの方は、あるあるだと思うのですが一度考え事を始めると、ずーと考えを巡らせてしまうのです。
ただこの時がチャンス!
ついでに悲しい記憶や、ずっと消えない悩み事を思い出して、それを涙と共に解放してあげましょう。
・ヨガをする
リラックス効果のあるヨガを行うことで、涙を流すことができます。
私も実際、ヨガで涙活をしていました!
レッスン後半のクールダウンの時間では、照明が暗くなり、リラックスした空間に。
インストラクターさんの優しい言葉も相まって、汗とともに涙も流す事が出来ます。
私が初めて体験に行ったのは、社会人1年目の時だったのですが、レッスン後自然と涙が溢れていました。
ヨガを通して、ずっと無意識に溜め込んでいた自分の感情と向き合う事が出来たのだと思います。
特に私のおすすめは、ホットヨガです!
ホットヨガは大量の汗をかくことや集中力を使うこと、代謝が高まることなどから、ストレス解消に適しています。
そして普通のヨガより体力も使うので、レッスン後は疲労感から脳が空っぽになり、より涙を誘発できる感覚がありました。
・話を聞いてもらう
自分の感情や悩みを相手に伝え、共感してもらうことで、ストレスを解消することができます。
心を開ける親友や家族、パートナーに話を聞いてもらうことで、自然と涙を流す事が出来るでしょう。
最初に「泣いたらごめんなんだけど、、」「今日は泣くね!」など泣く宣言をすると相手も驚かなくて済むと思います。
涙活後のアフターケア
最後に、、
涙活のデメリットは、涙で顔が腫れてしまう事ですよね。。
泣いた後に顔が腫れるのは、涙に含まれるナトリウムやカリウムが、顔の周りの細胞に吸収されることが原因です。
そのため、涙活の後は以下の方法でケアをしてあげましょう。
・冷却シートで冷やす
冷却シートを顔に貼ることで、顔の腫れを軽減することができます。
冷蔵庫で冷やしたタオルや氷を包んだタオルでも代用することができます。
・マッサージをする
泣いた後に顔をマッサージすることで、血液循環を促進し、顔の腫れを軽減することができます。
・塩分の摂取を控える
涙に含まれるナトリウムやカリウムの過剰摂取を防ぐため、泣いた後は塩分の多い食品を控えるようにしましょう。
まとめ
“すぐ感情的になるのが嫌だ!治したい!”
というHSPの方!
決して自分を否定しないでください!
感受性が人より高いという事は、人の気持ちや環境の変化にも敏感に気付く事ができたり、芸術や美しいものを深く楽しむ事が出来たり、多様な感情を体験する事が出来るのです。
そんな素敵な特性を活かして、これからも毎日を豊かに生きていましょう!