結婚式、友人代表スピーチを考える幸せな時間。
付き合いの長い先輩から、結婚式の友人代表スピーチを頼んでもらえた。
「自分でいいのか」と思ったが、同時に「自分しかいない」とも思った。
小学校からずっと一緒に山の上のテニスコートでテニスをしていた。同じクラブで7年間。雨の日も風の日も、急勾配の山道をチャリを押して登ったことを昨日のように思い出せる。
テニスを通して酸いも甘いもたくさん経験した。試合でぶつかったことも何度もあった。中学はシーソーゲームで競った戦いができたのに、高校からはだいぶ離されちゃったことも鮮明に覚えている。
ライバルでもあり、憧れでもあった。
今思えば、ファッション、髪型、財布、行動etc……。先輩の行動や習慣をいつもマネしてついて回っていた気がする。
そういう意味でも、憧れていた。
今週の金曜が、先輩の結婚式。
先輩の人生において大切な1日になると思う。その先輩の大切な1日の「1つの出来事」になれると思うと、今から楽しみでならないし、幸せな気持ちになる。
「頼むわ、よろしく。助かる」そう言ってくれたけど、感謝しないといけないのは、ぼくなのだ。
頼んでくれてありがとう。