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読んだ本(2024年8月前半)

積読消化が少しすすんだ。
8月1~15日の間の読了本。


イノセントゲリラの祝祭 下 / 海堂尊

積読消化本。バチスタシリーズも4作目を読了してやっと折り返し点を回った。
本作は厚生労働省内で開かれる会議での議論が主体。おまけのように殺人事件らしきものは起きるが本筋ではない。もうすでに医療サスペンスではなくなっている。面白いからいいけど。

まかないみたいな自宅飯 / 笠原将弘

週末飯のレパートリー増やすために勉強。図書館蔵書だが最終ページ見ると寄贈本の判が押してあった。うちの市の図書館は、結構笠原さんの本の品揃えが良いのだが、だれかファンがいて読み終わったら寄贈している感じなんだろうか。
肝心の中身であるが、生姜焼きのレシピとかあらためて確認したくらいでピンとくるものなし。

戦略「脳」を鍛える / 御立尚資

研修の課題本その2。図書館にないのでブックオフで買った。そういう意味では一応積読消化。
ボストンコンサルティンググループでどのように戦略構築をしていくか、考え方を説く本。
読みやすく書かれているが、書いていることを実践しようと思うと難しい。

本屋、はじめました 増補版 / 辻山良雄

積読消化本。
子供のころからの本好きなら一度はあこがれるであろう「本屋になる」を地で行った内容の本。とはいえ著者は大型書店のマネージャーをしていた人で書店業界に関してはプロ。
「本が好きだから」は間違いないが、その辺の本好きな人がやろうというのとは経験も人脈も段違い。

徳川家康 弱者の戦略 / 磯田道史

2023年の大河ドラマの「どうする家康」の便乗本ではあるが、家康について最新の研究について紹介するのはもちろんのこと、俗説や二次資料(本人・関係者の書いたものでなく、後世の人が書き残したもの)も史実ではないことを紹介しつつも何故そう言われるようになったのかなど当時の人々の考え方まで含めて分かりやすく解説した本。
著者も「わかりやすく」を意識していると書いているがその目的は十分に達成されていて最新の情報も取得できるし歴史の面白さもわかりやすく読めて良い本。

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