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Haruki-UC
2020年12月27日 23:20
耳障りな歌だ幼稚だ身勝手だまるであたしの叫びのようだテーブルに強く下ろした中ジョッキ彼はじぶんを見つけて欲しいシナプスの先まで満ちた絶望が目を曇らせる 霧を吐かせる孤児たちは幾度も噴かすエンジンを叫びのような夜の疾走気がかりな夢から覚めてまだ蜘蛛がいるんじゃないかと壁を見る朝豚汁は旨みと濁りの超融合 喰らい飲み干す超木曜日自然食カフェのトイレの張り紙の筆跡を目でなぞる一分
2020年12月27日 23:16
西暦も終盤となり世界地図を描く夢を追うことは出来ない「読書です」そう答えたらつぎの句に東野圭吾が出てくる遠さ隊長も仲間も捕虜も母すらも笑顔のままに欲す殺戮うつくしいひとから消える病んだ街 廃油の海を笑顔で泳げ完全なマネキンとなり削られた白いいのちを愛してました逆上がり出来る/出来ない断つ白線 壁立ち上がる東西ドイツ受付のひとの語勢が荒れている ポイ捨てされる河川の水面倒
2020年12月25日 18:18
西暦も終盤となり世界地図を描く夢を追うことは出来ないうつくしいひとから消える病んだ街 廃油の海を笑顔で泳げ蝋燭は等しく壕を照らすのに影を見つめて描く肖像完全なマネキンとなり削られた白いいのちを愛してました(表面)詩ではない信号である繰り返す詩ではないもう心臓である孤児たちは幾度も噴かすエンジンを叫びのような夜の疾走まなざしが束縛してる眼球のおくに鎖がぎらりと光る
2020年12月7日 18:34
孤児たちは幾度も噴かすエンジンを叫びのような夜の疾走テーブルに強く下ろした中ジョッキ彼はじぶんを見つけて欲しいシナプスの先まで満ちた絶望が目を曇らせる 霧を吐かせるフレディの夢に錯乱するひとがメトロで叫ぶ自傷みたいに断崖の羊らの見る白昼夢もくもくもくと角は伸びゆく蝋燭は等しく壕を照らすのに影を見つめて描く肖像恥部というレンズを通す高僧の眼の下町に紫煙がくゆるたてごとの音