「いつも同じ毎日…」そんなあなたへ 読書がひらく新しい世界:『空気を読むな、本を読め。』レビュー
まえから少し気になっていた人物が小飼弾さん。
プログラマーであり、ブロガーとしても有名な方です。
今回、彼の著作をはじめて手に取ってみました!
それが『空気を読むな、本を読め。』という本。
今回は、本書から得た3つの学びを共有したいと思います。
1. 空気を読むとバカになる
著者は、現代社会において「空気を読む」ことの危険性を指摘。
周囲に合わせ、自分の意見を言わずに過ごしていると、思考が停止し、成長が止まってしまいます。
そんな状況を打破するのに重要なのは、旅をすること。
自分の頭で考えられることができる人というのは「どこかで旅をしているもの」であり、自分の常識が通用しない場所へと自らを放り込む習慣をもっています。
そしてまさに読書は、ぼくたちをさまざまな世界へと連れて行ってくれる旅といえます。
ノンフィクションは、まるで実際にその場にいるかのような体験を。
フィクションは、心の内なる旅へと誘ってくれます。
ただし、ここで注意が必要なのは、自分の頭で考えられない人にとって、本は毒にもなるということ。
とくに印象的だったのは、著者が「経営者の書いた本を鵜呑みにすべきではない」と警鐘を鳴らしている点です。
日本の大企業の創立者や社長なりは、自伝を書き、その本は、従業員を洗脳する道具として使われています。
自分の頭で考えて、社会とうまく付き合う方法を身につける必要があります。
2. 読書の質の測り方
読書の質は、たんに多くの本を読むことではありません。
大切なのは、読んだあとにどれだけ自分が変わったか、ということです。
それは読書というものが、自分のなかにオリジナルな世界を作っていく行為だから。
読書をとおして得た知識を、アウトプットすることで、読書の前後で自分がどれだけ変わったかを確認することができます。
ブログやノート、メモにまとめるなど、自分に合った方法でアウトプットしてみましょう。
3. 1時間で10冊読む(ノンフィクション)
著者は、ノンフィクションを読むスピードを上げる方法として、「目次読み」を提唱しています。
というのも、良いノンフィクションは、目次が非常に良くできているため、目次を読むだけでその本の全体像を把握できます。
そして、興味のある部分だけを読みことで、効率的に読書を進めることができます。
著者は、新書であれば、1時間で10冊のスピードで読んでしまうそう。
反対にダメな本と言うのは、無理矢理読ませるくせに、中身が薄い本であり、これを見分けるにはダメ本に実際にであうという訓練が必要です。
おまけ:著者がすすめる最強の100冊+1冊
本書の巻末には、著者が厳選したオススメの書籍リストが掲載されています。
著者の一言コメントともにリストアップされており、なぜ著者がそれらの本を選んだかがなんとなく分かります。
その中から、ぼくがとくに気になった本をピックアップ。
どれもはやく読みたい...
どれも見聞をひろめる上で役に立ちそうです。
まとめ
『空気を読むな、本を読め。』は、読書をつうじて、より良い人生を送るためのヒントが満載の一冊。
すでに読書習慣がある人には、当たり前の内容もおおいかもしれません。
しかし読書習慣がない人にとっては、読書の習慣を身につけ、思考力を養い、自分だけの豊かな世界を築く一歩となります。
このレビューが、すこしでも読書への興味や意欲につながれば幸いです。
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