コーヒー豆のオンラインショップ開設にあたり大変だったこと(前編)
2月下旬から自家焙煎コーヒー豆のオンラインショップを始めました。
オンラインショップを開設するにあたり必要なことが実は結構あり、始める約2ヶ月前くらいから準備をしていました。
結構助走をつけて走らないと途中で力尽きてしまいそうになる感じの、地味に精神的負荷が高いものでした(苦笑)
今回はそんな始める前に大変だったことを書いてみます。
始める前に大変だったこと
食品衛生責任者の資格取得
コーヒー豆の販売を行うにあたり必ず必要となるのが「食品衛生責任者」の資格です。
資格を取得するには講習会を受ける必要があり、6時間くらいの座学を受けた後にテストに合格することで資格を取得できます。
受験料は10,000円でした。
営業届けの提出
コーヒー豆など販売を行う場合、市役所に営業届けを出す必要があります。その際に必要になるのが「食品衛生責任者の資格証明」と「衛生管理計画書」です。これも地味に大変…。
この営業届けがなかなか厄介で申請しても1週間くらいレスポンスがなく、その後不備で却下→再提出…を何度か繰り返しました。結構時間かかりました。
ECサイトの作成に必要なあれこれ
コーヒー豆を販売するECサイトはStoresを使っています。
Storesではサイトのデザインやアイテムの登録、在庫の管理などをショップオープンの前には完成させておく必要がありました。
また、商品画像の撮影や説明文なども一通り書く必要があり、商品数が多いとその分用意するものが増えます。
最初はそこまで手が回らなかったためかなり商品数少なく始めました。最初の方に買ってくれた方々本当にありがとうございます。おかげさまで今では結構商品数増えました。
ショップ用のInstagramアカウントの作成
いろんな人にショップの認知をしてもらうためにInstagramのアカウント作成を行いました。作成自体はすぐできるのですが、どんなコンセプトのショップにするのか、どんなことを発信するのか…これは今も試行錯誤中ですが、ある程度の方向性は決めておく必要があるのかなと思います。
オンラインショップは実店舗のように通りすがりに「ちょっと入ってみようかな」みたいなことが絶対に起きません。知ってもらわなければ誰の目にも触れないのでSNSアカウントの運用は絶対に必要です。
商品の販売価格の調査・設定
オンラインショップでコーヒー豆を販売している方はかなりいらっしゃいます。
ある程度の相場を確かめるために個人でコーヒー豆を焙煎・販売している人のサイトを片っ端から調査しました。
結構価格帯はバラバラで100g 700円〜1300円くらいでした。おしゃれな感じのブランディングをしているお店は割と高めの設定でした。
ある程度の相場を調査した後は、1つの商品にかかる原価(生豆・梱包用の袋・郵送用の袋・配送料・販売手数料などなど)を計算し販売価格を決めました。
現在は160g 990円~1190円くらいで設定しています。原価率は50%前後です。
160g 990円の商品を100gあたりで計算しなおすと619円くらいです。相場くらいには収まったかなと思います。
ちなみになんで160gにしたかというと、100gだと少ない…200gだと多い…と個人的に思っていたからです。なので間をとって150gにしようと思ったのですが、いつも1度に20gで淹れることが多かったのでそれだと10g余っちゃう。ってことちょうど使い切れるように160gにしました。
後編に続く
と、ここまで始める前に大変だったことを書いてみました。結構なボリュームになった気がします。「始めた後に大変だったこと」は後編として別で書いてみます。
(後編はこちら)
ここまで見て頂き、
本当にありがとうございました。