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高齢者施設での楽しみ!?  なになに?

要介護者の日常生活における関心事について
(施設で楽しいこと)




なっ、なっ、なんと、
「家庭訪問」が1位ではなかった!!!



≪口腔機能向上マニュアル≫
2009年主任研究者日本大学植田耕一郎教授
によると、

第1位:食事
第2位:家庭訪問
第3位:行事参加
第4位:テレビ

回答者=2,509人
施設数=32施設

少し古いデータにはなりますが、
驚くデータがありました!





「家庭訪問」が1位ではなく、
「食事」が堂々の第1位
と、なっています。



家族に「会いたい!」より、
ご飯が「食べたい!」が勝り
やっぱり「食べること」は
人間の尊厳なんです。



どうですか?
皆さん、驚かれたのではないですか?



だけど
これが本当の事実であることと
実際の現場では、

食べたくても食べられない
食べたい形ではない
食べたいものが食べられない

など



🟠 常食  :普通に飲み込む力はある
🟠 ひと口大:かたいものや大きいものは食べづらい
🟠 キザミ :小さくてやわらかいものは食べられる
🟠 ペースト:固形物が食べづらい



引用:介護のための「食べる」のヒント




いくら高齢になろうとも、
食べたいものは、食べたい
好きなものをいつまでも食べたい



末永くご自身のお口で
美味しく食べていくためには
お元気な内から
お口の中の健康にも、気を使いましょう
そして、「入れ歯」も作っておきましょう



飲み込む時に
よく気管にモノが入り  
咳こむことが多い方は
要注意ですので
受診をお薦め致します。





食べ物や飲み物が誤って肺に入ると
「誤嚥性肺炎」になり
ひどくなるとお口から食事が取れなくなり
「胃ろう」になります。





胃ろうとは
胃に小さな穴をあけて
お腹にカテーテル(管)つけて
直接、胃に栄養を補給する方法で
お口からお食事が取れなくなるんです。





【まとめ】

冒頭にありましたように、
高齢者施設での「楽しみ」は
第1位が「食事」でした。


より永くお口でお食事が食べたいですね
そのためには、「お元気な内」
歯科検診に通い
入れ歯も合っているものを使い



飲み込み時にムセなどの異変を感じたら
早めに病院や、嚥下が診れる歯科医院で
診察してもらうことが、よいでしょう



よろしければ、
ブログ 訪問歯科の道しるべ にもお越しください
掘り下げた内容で投稿しています



最後になりましたが、
「命のワンスプーン活動」
応援していただけますよう
今後とも、よろしくお願い申し上げます。



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