【体験談】育児生活のリハーサルができた|タレント 峯岸みなみ様
峯岸みなみ様
第一子を出産され、退院後すぐにご夫婦で宿泊していただきました。
育児の習得と身体のリフレッシュのために滞在されました。
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🍑産後ケアホテルは元々ご存じでしたか?
私が初めて産後ケアホテルの存在を知ったのは、本当に出産ギリギリでした。出産2か月前くらいの時にヘアメイクさんに「めっちゃいい産後ケアホテルがあるよ」と聞いたんです。その時は、そもそも産後ケアホテルというものが、「何となく聞いたことはあるけれど全貌は分からない…」みたいな感じで、選択肢にもなかったのでヘアメイクさんに詳しくお話を聞きました。
そうしたら、『HOTEL CAFUNEがとにかくよかった!』というお話で「それなら私も行ってみたい!」ということで紹介してもらったんです。
出産して、入院して4泊とか5泊とかで産院を退院して、そのまま家に帰る事がやっぱりすごい不安だったので、その間にHOTEL CAFUNEでの宿泊を
はさむことができたのが安心にもなりましたし、自信にもなりましたし、
本当に聞いてよかったなと思いました。
産後ケアホテルについて知っていても、ちょっとハードルが高いとか手が届かないという方もいると思いますけど、「興味はあるのにまだ知らない」という方もすごく多いと思います。自分の頭の中にその選択肢があるだけで、知らないよりは知ってて安心材料というか、気持ちが軽くなるんじゃ
ないかなって思いました。
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🍑HOTEL CAFUNEでのご宿泊に対して、ご家族や周りの方の方の反応はいかがでしたか?
世代によっても結構違ったんですが、両親とかおばあちゃんはやっぱり全く知らなくて、「そんな便利なものがあるんだね」「今はいいね」って言ってもらいました。
同世代でも「そうなんだ!それがいいよ!」って言ってくれるのはママたちでした。もう出産を経験した友達たちは「私も知ってたら行きたかったんだよね!」とか言ってくれる子もすごく多かったんですけど、まだ結婚とか、出産とか経験していない子はほとんどやっぱり知らなくて「そんなところがあるんだね!」みたいな感じで。本当にまちまちだなと思いました。
🍑宿泊した感想は?
正直、ここまで丁寧に色々指導してもらったり、時間をかけて話を聞いてもらえるとも思っていなかったので、すごくびっくりしました。
あとは、LINEでのやりとりがすごく便利だなと思いました。ボタン1つで赤ちゃんを預かってくれたり、お部屋に連れてきてくれたり、っていう制度もすごく楽でした。リアルタイムで「今こういう風にミルクを吐いちゃったんですけど、これって大丈夫ですか?」と言った質問も、LINEですぐ送ったら返ってきたので、1個1個疑問や不安をためずに、1つ1つクリアしていく感覚が、安心感にも繋がりました。
深夜に赤ちゃんのお世話で頑張って起きている時に、哺乳瓶の取り替えで助産師さんが顔を出してくれると、私とか娘に対してもすごい優しく声をかけてくれるのが本当に救われました。夜泣きをあやしている間に、自分もなぜか涙が流れる日も本当にあって、そういう日も経験したんですけど、助産師さんが温かく支えてくれたので、何とかなるかなって思えました。
🍑滞在中の過ごし方は?
意外と忙しかったなと思ってます。なるべくなら赤ちゃんと一緒にいて、色々なケースに対応できるように勉強したいっていう自分と、それでもやっぱり疲れてるな…っていう自分の戦いでした。特に週末が終わって旦那さんが愛知に戻っちゃった後が、急にメンタルが不安になって寂しくなって、赤ちゃんが夜泣きすると気分がズーンと落ち込むようなところもあったんです。けど、次の日ワークショップで足形アートをやったときに、すごい没頭できて、出来たものがすごい可愛くて、また自己肯定感が戻ってきて。そういう繰り返しでしたね。育児って本当に難しいんだなって感じました。
壁にぶち当たったりもするけど、次の日ワークショップをやったりとかヘッドスパをしてもらって、自分の時間にも使いつつまた充電して赤ちゃんと向き合うっていうサイクルが、すごくバランスよく自分的には過ごせたかなと思います。挫けても次の日にはまた元気に頑張ろうって思える繰り返しだったので、そういう自分の時間とか休息の時間は、お家に帰ってからも絶対なきゃいけないなと思います。お家に帰ったら、今よりは過酷な日々になるっていうのは疑似体験として想定しつつも、時間の流れとか1日の過ごし方っていうのはHOTEL CAFUNEでリハーサルできたかなって思ってます。
🍑HOTEL CAFUNEにご滞在中に、印象に残った出来事はありますか?
すごく他愛もないやりとりだったんですけど、退院してすぐだったので手形と足形を命名の紙に残したかったんです。それを助産師さんに相談したら、めちゃくちゃ一生懸命手伝ってくれたんですよ。
まず寝かしつけから頑張って、赤ちゃんの足と手にインクを塗って紙を持ってみたいな。夫と私と助産師さんの3人で協力して無事に可愛い手形と足形をとれて。生きるためには必要のないことでも、快く力を貸してくれて寄り添ってくれることがすごく嬉しくて、なんか思い出に残ってます。
🍑HOTEL CAFUNEの宿泊は心の支えになりましたか?
入院した産院が、母児同室するか選べるタイプの病院だったんです。赤ちゃんと一緒に過ごしてもいいし、お預かりもできますということだったので、旦那さんも一緒に泊まってくれて2人で3日間母児同室を頑張ったんです。
出産当日は、助産師さんから「赤ちゃんをお預かりするので、お休みしてぐっすり寝てください」と言っていただいて。次の日から、遠距離で生活している夫もせっかく一緒にいるので、最初のうちに2人でいけるところまでやってみよう!というので『チャレンジ期間』みたいな感じで3日間頑張りました。その時はじめて、「本当にこんなに寝られないんだ」っていうのを身をもって体験して、大変でしたね。でも、「この後HOTEL CAFUNEで休もうと思えば休めるから、2人で居れる間はちょっと頑張ってみよう!」と思えたので心の支えになりました。
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🍑HOTEL CAFUNEを周りの方におススメしたいですか?
ごり押ししたいです(笑)私は、自信がないまま永遠に続く子育てをやり始めるっていうのが、とにかく漠然と不安だったんです。
妊娠中って10か月かけて自分の体が変わっていくことに対して、こまめに調べたり色んな情報を蓄えて、10か月でなんとなくマタニティライフに慣れていくっていう感覚だったのに、出産後のことって意外と誰からも教えてもらえないなって思ったんですよね。区のオンライン教室みたいなものは見てたんですけど、母乳だったり授乳のこととかも全然知らなかったですし、沐浴も実際に練習できる機会が無かったりとかで、本当に不安だらけでした。
実家には、お世話になるつもりだったんですけど実家に行ったらきっと甘えすぎちゃって、自分たちで育児ができるようになるタイミングもなかったりするのかなとか、色々葛藤していたんです。なので、退院後すぐHOTEL CAFUNEに来れて、両親に対しても自信をもって「あるお世話も程度できるから」と言って帰れるのはすごいよかったなと思ってます。
夫は愛知に住んでいるので、週末だけ1か月間東京に通ってもらうっていうスタイルでいこうかなと思っていました。ただ、週末だけ来て赤ちゃんの顔を見て帰られても、いやいやいや(笑)みたいになりますよね。
なので産院でも頑張ったし、HOTEL CAFUNEでも色々学んでもらって「ある程度もう2人でもできるよ」「むしろ1人でもできるよ」くらいにして今後の生活に繋げられるのがすごく魅力的でした。HOTEL CAFUNEに宿泊する前から、夫婦で「沐浴指導とかおむつとか寝かしつけとかは、全部このホテルで学んで帰ろう」と決めていました。
ラウンジのスペースもすごく好きでした。ホテルの部屋だとすごく仲がいい子はいいんですけど、仲いい子のパートナーの方とか異性の方とかが面会に来るとちょっと抵抗がありますよね。今妊娠中の友達とかも実際にラウンジで面会に来てくれて、みんな前のめりでHOTEL CAFUNEに興味を持っていました。
🍑特にどんな方にHOTEL CAFUNEをおすすめしたいですか?
全お子さんを持つご両親におススメしたいのはもちろんなんですけど、自分もそうだったので、これから初めて出産を迎える方には、頭の中に『産後ケアホテル』っていう選択肢を置いておいてほしいなってすごく思っています。
2人目とか、3人目の方にもまた別の需要があると思うんですけど、初マタニティ初妊婦って、みなさん同じようにきっと不安なんじゃないかなと思うんですよね。分からないことが多くて、手探りで、短い入院期間の中で色々たたきこまれて、そのまま「じゃあ、後は頑張って!」っていう風にお家に送り返されるのって本当に不安ですよね。
私はこの期間があったからこそ、「うちの子は寝るのに時間かかっちゃうタイプなんだな」っていうのも分かったんです。妊娠中はおしゃぶりを買うことが選択肢になかったけど、必要かもねって言うのが分かって。家に帰る前に知れたから、帰ったときにはおしゃぶりが家に届いてるという状況にできました。お家に帰ってからの練習が出来たのが夫婦にとってもいい時間だったし心強かったです。
HOTEL CAFUNEにどのタイミングで来るのも自由だと思うんですけど、私は、退院後すぐその足でお邪魔して良かったです。休息+勉強の時間になったし、母としての自覚が芽生えた状態でお家に帰って両親に会えるっていうのもすごく楽しみです。モヤモヤとか不安とかそういうものが軽くなってお家に帰れることがすごく楽しみなので、初めての妊婦さんには特におススメしたいなと思います。
🍑読者の方にメッセージはありますか?
お金はかかってしまうと思いますし、誰もが、みんなが気軽に来れるような場所っていうところになるにはまだまだ時間がかかるんじゃないかなとは思うんですけど…。お金に代えられない、体とか、赤ちゃんと向き合うときの気持ちとか、どうしたって自分ではコントロールできない部分のケアを今回してもらえたなっていう実感があるんです。
本当に困ったとき、身の回りに助けてくれる方がいる方ばかりではないと思うので、HOTEL CAFUNEには「絶対に助けてくれる人がいるよ」と「心休まる、体休まる場所があるよ」っていうのを今回、知ってもらえるきっかけになったらすごい嬉しいなと思います。
ここに泊りたいがために2人目を考えるレベルです(笑)また戻ってこれたらいいなって思う本当に素敵な場所でした、ありがとうございました。