ランゲージアーツを始めたきっかけと知ってからの変化について
こんにちは!
北イタリアのudine(ウーディネ)で日本語講師(6年目)/言語技術講師(1年目)をしています。 日本人がほとんどいないこの町で、2才の娘に日本語を話してもらいたいと思い、 限られた環境と言語技術を使ってバイリンガル教育に奮闘中です。
9月から「ママのためのランゲージアーツ講座」を始めるにあたって、
そもそもどうして私がランゲージアーツ(言語技術)を身につけようと思ったのかを書きたいと思います。
私には2019年生まれの娘がいます。
もちろん日本語を話してほしい!と思い
娘が生まれてからすぐに日本語の絵本を読み聞かせたり、
語りかけたりしてきました。
でもふと気づいてしまったんです。
あれ?なんかいつも同じ言葉でしか声掛けできていない気がする
「これなに~?」 「あれなにいろ~?」等
一門一答の広がりのない質問。
いつも同じような言い回し、こんな語り掛け、問いかけで
娘の日本語は伸びていくんだろうか?と
考えに考えたすえ、
これはきっと自分の語彙力の問題だなと思い、
今度は読書を意識的にするようにしました。
でもいくら読書をしても、娘に対しての語り掛けや
絵本の読み聞かせをする中での変化は感じられませんでした。
そんな時にこのランゲージアーツ(言語技術)の存在を知りました。
そこで全部の謎が解けました。
私が今まで原因だと思って取り組んだことは、
教科としての日本語(文法 語彙 発音 等)の知識だったんです。
ダーウィンのランゲージアーツ(言語技術)は、
4技能(聞く・話す・読む・書く)+1観察の5つのスキルを身につけていきます。
特に「観察」は娘を観察するということ。
観察と言われると、植物の観察や理科の観察など、なんだか対植物や
動物というイメージがあるかと思います。
でもこのランゲージアーツで言われている「観察」は
娘が何を見て、何に興味を持ち、昨日と比べてどう変化しているか
ということです。
そしてこれは、
子どもと長い時間を過ごすことが多いママが一番気付きやすい
ポイントだと思っています。
この「観察」と4技能を組み合わせ、
観察しながら「聞く」「見る」という事を意識した結果、
娘に対して「話す」内容がとても変わりました。
今では娘との会話に変化が生まれ、
多様な種類の質問ができるようになりました。
そう、「質問」と一口に言ってもその種類は色々あります。
これもランゲージアーツを学習したからこそ気が付けた大きなポイントです。
今では、一問一答をしたり、
オープンクエスチョンをしたり、
はたまたクイズのような質問をしたり、
娘との会話はに毎回「新しさ」があります。
そして日々一緒に過ごす中でまた娘の変化を「観察」しながら
会話を展開させていきます。
4技能+1「観察」
子どもと一緒にいる時間が長いママにこそ知ってもらいたい、
ランゲージアーツ
日本語バイリンガル育児をがんばるママさんにもぜひ、届きますように。
「ママのためのランゲージアーツ講座」9月開講します。
説明会を実施します。
第1回 7月28日(木) 15時~ (イタリア時間 8時)
第2回 8月6日(土) 22時~ (イタリア時間 15時)
第3回 8月22日(月) 22時~ (イタリア時間 15時)
参加希望のかたはぜひメッセージをお願いします!
公式ラインでは毎月の交流会、勉強会や講座の案内が届きます。
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ご覧ください。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
Grazie mille!
alla prossima! ciao, ciao!
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