ダーウィンランゲージアーツ講師養成講座を修了しました。

ものすごく久しぶりの更新になってしまいました。
何をしていたかと言うと、勉強していました。

去年の8月から1年間ダーウィンランゲージアーツスクールの
「ママのためのランゲージアーツ講座」を受講し、今日講師養成講座を修了しました。

ダーウィンランゲージアーツスクールのリンクはページ下に貼っておきますので、興味がある方はぜひリンクを開いてみてくださいね。

ランゲージアーツ講座を受けていますと言うと、きまって皆さん「何ですか?それ?」という反応でした。(おもしろいほどに 笑)


そしてなにが厄介かというと、当時は端的にランゲージアーツを説明できなかったという事です。故にあんまり受講していることを公表していませんでした。(すみません!)

講師養成講座を修了して、ようやく何とか自分の言葉で「ランゲージアーツとは」に答えられそうなので、ここに書き記そうと思い、筆を執りました。

まず、ランゲージアーツとは日本語で言語技術です。そして言語技術とは主に ・聞く・話す・読む・書くの4技能を指しています。ダーウィンランゲージアーツスクールでは+1としてもう1つの技術を定義としていれていますが、それはまたいつか詳しく書きたいと思います。


そして重要なのが、それら4技能が技術だとという事。つまり習得するためにはそれなりの練習と知識が必要だということです。


「え、日本語話せるし、読めるし、聞けるし、書けるし」と思った方、それはもしかしたら「識字ができる。日本語として文字、あるいは音の意味が分かる」ということかもしれません。


ダーウィンランゲージアーツスクールが掲げるランゲージアーツ(言語技術は)この4技能+1の技術を磨くことによって、批判的思考主体性について深く掘り下げていきます。*ここで批判的思考や主体性って?と思われる方もいるとおもいますが、そのトピックに関してもまたいつか書きたいと思います。

特にもわたしが受講した中で印象的だったのは
4技能の中で・聞く・読む ということは全く受動的だはなく、むしろとても能動的な行為であるという事でした。


何を聞くのか、なにを聞き取るのか、要点をつかむことや、自身の経験や考えに結び付けて聞くことなど、意識して「聞くこと」は非常に労力を伴いました。毎回本当に疲ます!(笑)


でも労力をかけて聞くことは、そのあとの「質問」という流れにつながりました。
≪意識して「聞く」と、聞いた後に「質問はありません。」ということが起きないというのは本当に大きな発見でした。≫


そして俗にいう「いい質問」は「聞く」という行為なしに成り立たないということも実感しました。


「話す」という事は「聞く」という事なしに成り立たないし、
「書く」という事も「読む」という事なしに成り立たず、
「聞くこと」と「読むこと」はとても能動的なアクションだという事です。

つまり
4技能は全て能動的なアクションであり、「4技能」とは言うものの、それぞれが深く繋がっているということです。


巷ではアウトプットしよう!個性を出そう!表現しよう!などと言われて、書き方講座や、話し方講座などよく目にしますが、

アウトプットはインプットなしに成り立たず、

個性は周りの人たちがいなければ光らず、

表現も受け取る相手がいなければ成り立たないのです。


私にとってランゲージアーツとは自分を表現するため、知ってもらうために「周りに目を向ける」技術だと今は思っています。

だれも一人では生きていけないけど、2人以上になったら「言葉」が必要になりますね。

相手と100%分かり合えるとか、そうゆうものではランゲージアーツは全くなく、でも相手の主張を聞き、自分の中で自身の経験や価値観を踏まえて咀嚼し、相手の立場なども考えながら、言葉を選び伝える(質問する、感想を言う、リアクションする)ことによって「お互いに歩み寄る」ことができる技術だとおもっています。

決して「同意やまとめる」というところが目的ではなく、「認め合う」ことができる技術とも言えると思います。


私自身ダーウィンランゲージアーツスクールの講座を受けて、沢山の変化がありました。

これから少しづつ皆さんに伝えていきたいと思っています。


今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!
それではまた次回。

alla prossima! ciao!


ダーウィンランゲージアーツスクールのサイトはこちらです。
「ママのためのランゲージアーツ講座」次期生募集中です




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