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ほめ方・叱り方にたどり着いた訳その3
外部の方に対してならともかく、社内の人財育成にエグゼクティブコーチングは時間がゆるされるなら最高なんですが、制約が多いビジネスの現場ではいろいろと問題が多かったですね
次の問題にいってみましょう
2.講師自身の能力・色の問題
スポーツの世界で考えれば分かり易いとおり、コーチングはコーチとメンバーの能力で結果のレベルがある程度決まってしまいます また、コーチングを教える講師もいろんな方がいて、それぞれ色が違います 流派、〇〇流なんて自虐ネタを言ったりもしてますね
これまで見てきた講師の色
☆噺家タイプ 講師の話に受講生は引き込まれます ただ、時折話芸に魅了されて なにが大事な事だったのか、習得しないで満足してしまうことも見受けられます。毎回一言一句変わらぬ講習ができるように鍛錬を積まれています 「いい話だったね」でなんとなく満足感が高いことになります そう真打の古典落語を聴いてる感じですか。
☆コーディネータータイプ 徹底的に討議させ考えされるタイプ エグゼクティブコーチング的ですね コーディネイトは簡単なようで、結構難関です 例えばTVの司会者やパネルディスカッションのコーディネーターは 徹底的に聞き込みと根回しで番組等を作り上げます 初めて受講者と会う研修ではこれができません 思わぬ方向に向かってしまい、無理やり土俵に戻したり、受講者は研修の答えは自分達で考えて作りあげたもの ちょっと考えればできた事 ひどい場合はこの研修は意味があるのか、になってしまう場合があるので 満足度は今一つ上がらなかったりします 受講者はある程度講師が与えるものがないと満足しませんね
☆熱血タイプ 今で言うと「予備校の有名講師」って感じです。「私を信じでついてこい」ですから受講生は安心感があります。ただ、このタイプはラーニングよりティーチングタイプですから、実によく喋るし、必然的に教える内容が多くなり、時間も長くなる傾向があります 受講者にとってもおなか一杯って感じです ティーチング部分が浮き上がってますから現場で即使えますが 応用問題になると対応できずに「また先生の話を聴きたい」になるので リピーターは増えますね
☆理屈理論優先タイプ このタイプにあたってしまったら あきらめてください 聴いてる時間が無駄でしたね どこかの本で読んだのか、著名な先生の話を聴いてきたのか、理屈はたいそう立派なんですが 結局どうしたらよいのかわからず終わるのがこのタイプです 話は綺麗なんですけど。 大分前ですが「先生この場合は具体的にはどうしたらよいのですか?」と質問したら「私にわからないことは聞かないでくれ」と言われちゃったことがありました 過去に在籍していた研修会社の講師は本体会社で部長以上経験者が原則でしたが、この手のタイプの方は一律で現場で成果が出せなかった方でした ようするにやり方がわかってなかった方でした 実践力ゼロだと話もキレイになります
このタイプはエグゼクティブコーチングしかできない 言い換えるとビジネス現場のコーチングには向いていない この人たちが作成したコーチングの教科書や研修カリキュラムはエグゼクティブコーチングにならざるを得ない こういう仕組みだったんです
えっ 私のタイプはどれかって? しいて言えば熱血タイプですね(笑) しゃべりすぎないように気を付けてます(´;ω;`)
次回へ続く