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2018年5月の記事一覧
ホットケーキのようなお菓子
マーベラさんという肌の浅黒い、外国人女性が、母校の高校にいた。そこで、ホットケーキのようなお菓子を焼いていて、いつも生徒に振る舞っていた。ジャムの棚もあって、いろんなジャムを売っていた。ホットケーキのようなお菓子は無料で焼くが、ジャムは有料らしい。しかしマーベラさんの焼くホットケーキのようなお菓子は、ジャムをつけなくても美味しいことで評判だった。昼休みはよく忙しそうにしていた。私も、在校中、食べた
もっとみる即興曲 たくさんの動物の内臓を見たら逃げ出す
恋人の家へ行く。彼女の父親に会う。私と彼女はアマチュアの作曲家で、ピアニストだ。
彼女は不安そうな顔で「お父さんは『動物の死骸を見たら』というタイトルの楽曲を弾くように、命令すると思う。今までもそうだったから」と言った。
『動物の死骸を見たら』というタイトルの楽曲なんて存在しない。無理難題な要求をしてくる父親だということを、恋人は教えてくれた。即興曲を作るしかないということだ。私は頭の中で架空
宇宙で旅をする、新たに見つけた星を乗っ取る
我々は、宇宙戦艦に乗って宇宙に出ていた。母なる星を捨てて新天地を目指した。地球はもう住める場所ではなくなっていたから。
ひとつ、めぼしい星を発見。私は命令を受けて飛び立った。下見だ。(他にもいる)
すると、生き物?エネルギー体を持つ者に身体を乗っ取られた。他の仲間もそれに乗っ取られ、我々は別の力に引っ張られて母艦に戻ることになった。
言わされた言葉は、「新たな場所を探す気持ちはわかる。だが、
見えない小鳥、魔法使いの家族
客観視している感覚。
私が幼い頃、素性が謎の男の子とよく遊んでいた。男の子の家の存在は知っていた。突然、男の子と遊べなくなった。いつも遊んでいた場所に男の子が現れなくなったからだ。
私が大きくなり、2人の友達と共にあの男の子の家に行くと、その家がまったく別のかたちの家になっていて驚いた。友達に、本当にここで間違いないのかと尋ねられた。私の記憶では、あの家の隣に公園があり、そこの大きな大木が目印
お城の水、電車の惨劇
映像を観ている感覚。
中世ヨーロッパ風のお城。
お城から水が流れている。美しい。
水は、川のように城の外へと流れていく。
別の城から、ドバーっと水が一気に外に流れ込んだ。汚水だ。茶色く濁っていて汚ならしい。この城の水は私のものだと思った。
また別の城から、ドバーっと水が外に流れ込む。今度の水は赤い。いや、水じゃなくて血だ。
この城ではたくさんの人が死んだのだ、と思った。しかも残酷に。
「こ