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コーヒーのドリップレシピについて part2
どうも。
星降り珈琲の藤田です。
今回は、私がよく淹れるペーパーフィルターでのドリップレシピのベースのレシピの二つ目を紹介します!
ポイントも後半に書いていきます。
この淹れ方をするのは、だいたい深煎りくらいの焙煎度の時が多いです。
それではどうぞご覧ください!
おすすめレシピpart1
豆の量(g) 24g
豆の挽き目 中挽き
お湯の温度 96度
抽出するコーヒーの量 250㎖
淹れ終わり目安時間 3分30秒くらい
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淹れ方
ドリッパーとサーバーをペーパーフィルターをセットした状態で、お湯で温めます。(ペーパーフィルターの紙のにおいと器具の温め)
お湯を捨て、粉をセットする。
注湯1投目、粉全体にお湯を吸わせるように35~40gくらい注ぐ。
蒸らし 30秒ほど粉のふくらみが止まるぐらいまで待つ。(焙煎日からの日数や焙煎度によって膨らみ方が違う)
ここからだいたい10秒刻みで10gくらいずつ1分50秒くらいまで注ぐ。(ぽたぽた水滴が落ちるくらいのペース)
1分40秒からまた10秒刻みで、お湯お淹れる量を増やしながら注いでいきます。20g淹れたら次は30gくらい注ぐ、みたいな感じで少しずつ増やしてくださいね。
深煎りは後半は一回に注ぐお湯の量がかなり増えますが、注いだお湯の勢いで粉が動いてしまうかもしれません。なので、粉が暴れてしまわないよう注意しながら注ぎます。
そしてだいたい3分30秒(±10秒)くらいで250㎖抽出終わるくらいのペースで淹れて完成です!
ポイント
ポイント①
part1のときと同じく、蒸らしから1分50秒くらいまではドリッパーから落ちるコーヒーが、点滴のように落ちている状態を維持できると◎
→この段階で、1滴1滴にコーヒーの甘さやフレーバーなどの成分を詰め込んで抽出していきます。
ここで落ちるコーヒーが線になるのが早いと薄めのコーヒーになってしまうかもしれません!
焦りは禁物です!
ポイント②
序盤はお湯が滑って、紙のフィルターのほうに行かないように
やさしく注ぐ。
深煎りの粉は焙煎日が近ければ近いほど、蒸らしと序盤の段階で粉がとても膨らみます。コーヒーに含まれる二酸化炭素ガスがお湯に触れて出てくるからなのですが、このガスはお湯をはじいて粉に触れるのを邪魔してしまいます。
なので膨らんだ部分からお湯が横に滑り出していかないように、そっとお湯を乗せるような感覚で注ぐのがコツです。
ポイント③
後半はお湯を注ぐたびに、かさが上がるように注ぐ。
後半は、注ぐお湯の量がかなり増えてきます。なるべく短い時間で、1つ前の段階で注いだお湯より多く注ぐという工程を繰り返します。
後半のお湯の量が、中盤くらいと同じ量になってしまうと抽出されるコーヒーの苦みが多くなってしまい、渋さや苦みの強いコーヒーになってしまいます。なので恐れずに!でも粉が動きすぎないように!
慎重かつ大胆に、淹れると美味しくできるようになりますよ。
まとめ
深煎りは序盤でしっかりガス抜きをして、じっくり抽出をして後半は濃くなった濃度を調節してあげるようなイメージで伸ばすようにお湯を注ぐと美味しくできます。苦みもありつつ甘さをしっかり出してあげるとバランスよくフレーバーもわかりやすく楽しめるなと思います!
ぜひぜひ、お試しあれ。
では、また。
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