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noteを書くことは、ホワイトスネイクである

意味の分からないタイトルの記事を開いてくださり、誠にありがとうございます。

今目の前にいる貴方は、好奇心のある方か、ジョジョが好きな方のどちらかかと思います。

何かしらの予想を持ってこの記事を開かれたかと思いますが、このタイトルの意味は分かりましたか?

なんだってんだァ

本記事は、個人的に感じているnoteを書くことのメリット、なぜ自分がnoteを書いているのかについて言語化したものです。

タイトルの意味を知りたい人、noteを書くことのメリットなどを知りたい人はぜひ読んでみてください。

1. ホワイトスネイクとは

まずはじめに、タイトルにあるホワイトスネイクという言葉について解説します。

ホワイトスネイクとは、以下の『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する敵キャラクターのようなものです。

『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦によって描かれた長編マンガシリーズで、1987年から連載されています。各部ごとに異なる主人公が登場し、代々続く「ジョースター家」の物語を中心に、超能力を持つキャラクター同士が繰り広げる壮大な冒険が描かれます。特徴的な「スタンド」という能力や、奇抜なキャラクターデザイン、独特のセリフ回しが大きな魅力です。シリーズは現在までに9部にわたって展開されています。

AIが生成
独特なポーズや効果音も面白い(イメージ図)

この『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」にホワイトスネイクは登場します。

この第6部の概要は以下のような感じ。

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」は、空条徐倫を主人公に展開される物語です。彼女は、刑務所に入れられた父・空条承太郎を救い、宿敵プッチ神父の野望を阻止するために奮闘します。

AIが生成

この物語で、特に注目すべきはプッチ神父が使うスタンドホワイトスネイクです。ホワイトスネイクは、他者の記憶やスタンド能力ディスクとして取り出し、保存する能力を持ちます。ディスクに保存された記憶は、元の持ち主から失われますが、ディスクを挿入すれば、別の人間がその記憶や能力を手に入れることができるのです。

AIが生成
記憶をディスク化して抜き取る力

さらに物語が進むと、空条徐倫自身もスタンドストーンフリーを使い、糸を操る能力で仲間とともに刑務所を脱出し、プッチ神父に立ち向かっていきます。このスタンドの能力は、自由自在に身体をほどいて糸状にし、遠く離れた場所にある物や情報を収集できるという点で、極めて実用的です。

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糸を操る力「ストーンフリー」的なもの

2. だから何?

って思いましたか?

そうですよね。noteと何が関係あるのかと。

『ジョジョの奇妙な冒険』を知らない方、興味のない方は徐々(ジョジョ)にこの記事への興味を失いつつあると思います。

ここで少し考えてみてください。

ホワイトスネイクのディスク能力、あなたならどう使いますか?

必要な記憶をディスクに保存しておき、頭の中をすっきりさせ、新しい情報を効率よく取り入れる。そんな能力がもし現実にあったら、私たちの日常生活にどれだけ役立つでしょうか。

自分の記憶や能力を外部のディスクに保存し、必要に応じて他者に分け与えることができる。必要な時にいつでも取り出せる。

この考え方は、私が普段使っているこのNoteやメモツールに非常に似ていると思います。「記憶の外部化」――つまり、頭の中の情報を「外」に出して、脳の負担を軽くする行為です。

3. 記憶の外部化のメリット

では、ホワイトスネイクの能力でもある「記憶の外部化」は、現実世界でどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

科学的ではなく、あくまでも個人的意見です

メリット 1:ストレス軽減と頭の整理

頭の中に多くのことを抱え込まず、メモやNoteに書き出しておくことで、ストレスが減り、頭の中がすっきりとします。

思いついたアイデアや、忘れたくないタスク、日々の出来事。これらをすべて脳内で管理しようとすると、限界がありますよね?

自分は普段からやたらとメモをとるのですが、時折頭の中がごちゃつき、論理立てて考えることができなくなる時もあります。

そんなときに、noteやメモツールを使ってこれらの「記憶」を外部化しておけば、脳のメモリを解放し、もっとクリエイティブで生産的な活動に集中することもできるような感覚があります。

メリット 2:対話やプレゼンに役立つ

考えたことを構造化して外部化しておくと、話す時も内容が構造化されて出てきやすい感覚があります。

私は前職で教育関係の仕事をしていたのですが、1回90分の授業ごとに、かなりの量の情報をインプットして、子どもたちに分かりやすく伝える必要がありました。

その事前準備として、内容を文章で起こし、構造を作り、自分の頭の中に整理して落とし込むという作業をやっていました。内容の要約やビジュアル化なども並行してやっていたのですが、その辺りの話は別の記事で。

簡単に言うと、整理して書くと、整理して話せるということです。

メリット 3:記憶の検索機能

プッチ神父のように「重要なことだけをディスクに保存し、必要なときにそれを取り出す」ように、私たちも必要な情報をNoteに記録しておけば、いつでもサイト上で検索して呼び出すことも可能です。

記憶として頭に留めておくと、忘れてしまったり、思い出せないリスクがありますが、外部化した記憶は検索することも容易です。

検索検索ゥ

メリット 4:過去に縛られない

過去の記憶や出来事を記録として保存しておけば、それに未練を残さず、新たなチャレンジに向き合うことができるようになります。

いわゆる記憶の断捨離です。

過去を振り返ったり、感傷に浸ることに長い時間をかけた時期もあったりしたので、良い意味での断捨離ができています。(別に悪いことではないのだけれど)必要な時に取り出せますし。

メリット 5:新たな気づきや他者への共有

また、自分の記憶や能力を構造化して外部に出すことで、新たな気づきを得られたり、他者に展開しやすい理論として体系立てることもできます。

例えば、営業時代の経験や培ったスキルなどについての記事を直近で作成していたのですが、書きながら新たな気づきを得られたり、自分の頭の中やスキルが整理されている感覚があります。

そのように丁寧に言語化、整理した記憶やスキル=ディスクは、他者にも伝達しやすいはずです。

記憶やスキルのディスク=頭の中を言語化したnote

ディスクを他者の頭に埋め込むように、記事のリンクを至る所に展開し、他者に自身の能力やスキルを伝達できます。

別にnoteでなくても良いのですが、noteにそのことを書いているので、noteを推してます。とても使いやすいですし。

※note公式さん聞こえますかー?この人note推してますよー!

ゴマスリスリ

4. なぜ公開するのか?

しかし、ここで一つ疑問が湧くかもしれません。

なぜ、わざわざ公に公開する必要があるのか? 手元のメモやノートに書くだけで十分なのに、なぜ他人に見える形でnoteに記事として書くメリットがあるのでしょうか?

これも個人的に色々理由があるので、いくつか載せてみます。

メリット 1:半裸で外には出ない

家の中では半裸で過ごしていても、外に半裸で出ないですよね。(露出狂を除く)多くの人は、少なからず身なりは整えて出ていくと思います。

同じように、手元のメモなどは裸そのもの。整理されていなかったり、体系立ってない殴り書きのようなメモもあります。

別にそれが悪いわけではないのですが、あえて人前に晒すことで、それなりに身なりを整えるきっかけにはなります。

外に公開する以上は一定程度整えようというのが人間の性。外部の力をかりて、自分の記憶やスキルを整理する機会にしています。

メリット 2:宣言効果と自己管理

何かを公にすることで、他人の目を意識せざるを得なくなり、それが自分自身を律する強力なツールとなります。

例えば、「毎日英語を勉強する」とnoteで公に書けば、それを見た人たちがあなたの進捗に興味を持ち、無意識にその目線があなたの行動を促すきっかけとなります。(思い込みに近いけど)

自分を縛りつける

つまり、自分に対する強力な動機づけが生まれ、目標達成や習慣化をサポートしてくれるのです。

実際これは役立っていて、毎日の語学学習と以下のような毎週の記事作成の習慣化に成功しています。

メリット 3:繋がりの糸

また、シンプルですが、記事を公開することで他人に自分の考え方や価値観、日々の取り組みを知ってもらうこともできます。

実際、思いがけない人が記事を読んでくださっていることもあって、驚くことがありますし、糸をたぐるように他者と繋がることができたりします。

まさにストーンフリー。

メリット 4:多様な意見

何かを発信すると、必ずそれに対する反応や意見があります。

足りない情報を補足してくれたり、関連する情報をシェアしてくれたり、時に反対意見をくれたり、様々な形で追加のアウトプットが促されます。

批判などをされるのは誰だって好きではないとは思いつつ、それらは自分一人ではたどり着けない情報やモノの見方です。

自分とは異なる見方をする人から新たな視点をいただけるのはシンプルにありがたいです。

それらが新たなアイデアとか発想に繋がることもあるかもしれません。

様々な角度からの意見を統合していく

メリット 5:自分の分身を作れるかも

自分の考えや経験が形になっていると、それを事前に読んだ上で自分と向き合ってくれたりする人も出てくるかと思います。

もちろん、誤解などが生まれたり、批判されたりするリスクもありますが、自分の分身が色々な場所で先に自己紹介してくれるような感覚です。

加えて、将来的にはこうして外部化しておいた記憶を統合することで、自分自身の思考や感情を持つAIが作れるかもしれない、という考えも聞いたことがあります。

まさにスタンドそのもの

私たちが日々書き留めた記憶やデータが、AIによって解析・統合されることで、個人の意思や判断を反映したシステムが構築されるということです。

というか、理論上では既存のサービスでほぼできるはずです。

これは、自分の過去の記憶をもとにした新たな自己の延長のような存在とも言えます。このことを最初に聞いたのは大学時代の講義だったのですが、すでにいくつかの事例も存在しています。

「デジタルクローン」や「エターナルAI」のような取り組みも研究されています。

エターナルAI」では、宇宙に詳しい偉人に、宇宙について質問するというようなことができます。前職の仕事でも近しいことをやっていました。

倫理的な問題などもあると思うのですが、是非についてはここでは言及しません。


5. まとめ

ということで、「noteを書くことは、ホワイトスネイクである」というタイトルの意味はある程度お分かりいただけたかなと思います。

別に特に目新しいことを言っているわけではないのですが、ジョジョが好きなのと、例えやイメージを使って自分の考えを言語化することが好きなので、今回記事を書いてみました。

『ジョジョの奇妙な冒険』のホワイトスネイクの能力のように、noteを使って、「記憶の外部化」を行い、頭の中の情報をすっきりと整理すること。

必要な時にすぐアクセスできるようにしておいたり、それらを使って記憶や能力を他者に伝達すること。

これにより、誰かの役に立ったり、ストーンフリー、いや、ストレスフリーで生産的な毎日を送ることができるのです。(たぶん)

読んでくださりありがとうございました

6. おまけ

ジョジョ6部の名言に関連して、noteを書くその他の理由についておまけで触れてみます。

・単純に書くこと、形にして表現することが好きだから

優れた画家や彫刻家は、自分の''魂''を目に見える形にできるということだな。

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」

・思い出を残したいから

生きるという事はきっと「思い出」を作る事なのだ。

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」

ジョジョの名言は好きです。


※記事内の画像は筆者個人が撮影したものか、生成AIにて生成しています。

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