大事なものを守るには(火事の後始末 Part8)
火事の経験から我が家で行っている防災対策は「大事なものを空き缶に入れる」です。
実際に実験したわけではなく確証はないので、気休めかもしれませんが、自宅にあるものでやっておいたらいいのではないかと思います。
缶の中は空気が少なく、燃えづらいのではないかと感じました。
ただし、実際の火災現場では缶が長時間高熱になることが予想されるので、中のものが完全に無事とはわかりません。
念には念をということで、ハンコなどの小物は缶の中に缶を入れて保管しています。
特に、重要な書類は紙の封筒に入れることをお勧めします。
クリアファイルだと熱で溶けてしまいそうなので。
東京都では各世帯に無料配布される「東京防災ブック」ですが、燃えてしまったら読めないだろうと今は缶に保管しています。
また、パスポートや印鑑も、念のため個別の缶に入れています。
大事な時はこの缶ごと持ち出せばいいですし、持ち出なくとも(火事の程度にもよりますが)燃え残っていることが期待できます。
もっと本格的に備えたい方は、耐火バッグや耐火金庫の導入を考えてもいいかもしれません。
ちなみに、日本郵便と寺田倉庫がコラボした「防災ゆうストレージ」というサービスがあることを、今回調べていく中で知りました。
もしものときのために必要なもの・大切なものを預けておける保管サービスとのこと。
自分用の支援物資をあらかじめ保管しておくこともできれば、家族との思い出の品を保管してもらうこともできるそうです。
他にも銀行の貸金庫やトランクルームなど、環境に合わせて大切なものを分散して保管することも対策の1つだなと感じるようになりました。
他にも、今回学んだことをまとめてみました。
みなさんの参考になれば幸いです。
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ご支援いただけるととてもありがたいです。
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実際に火災の当事者になり、火災に遭ったあとの行動や手続きについてまとまった本やブログはとても少ないことに気がつきました。
火事に遭ったときに手に取れるガイドブックにしたいです。
そのために、この記事を出版社に持ち込みたいと考えています。
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