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書籍「図書館ウォーカー2 旅のついでに図書館へ」完成しました!(5/24発売)
青森県津軽地方で発行されている地方紙「陸奥新報」の連載からスタートした旅エッセイ「図書館ウォーカー」。めでたく昨年1月に書籍化され、10月には<増刷>。その流れを受け、続編出版が計画されました。
そして、、、ここにお知らせします。記事タイトルのまんまですが、無事続編「図書館ウォーカー2」が完成しました!!!!
5/24発売予定です。楽天ブックス、Amazon、e-honでは予約受付開始しています(ただしAmazonは届くのがとても遅くなる可能性もあります)。
コンテンツ詳細
前回に引き続き、
・本編テキストは1100字くらいで気軽にすぐ読める
・陸奥新報掲載済み回から各都道府県最低1館以上を選択(計61館)
・オールカラープリントで写真を少なくとも計250枚以上掲載
・公共交通でのアクセス方法や近隣おすすめスポットも併記
・書き下ろしコラムが4本
・装丁・中扉イラストを青森県在住デザイナー齊藤一絵さんが担当
・版元は日外アソシエーツ、担当編集者は児山政彦さん
「1」についてはこちら↓
が、せっかく続編を出すのですから、カイゼン及び新しい試みをしないと面白くない!ということで、この「2」ではさらにパワーアップしたところもあります。
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<紙を変え、より写真があざやかに>
深みがあるかわりに少し暗めの発色だった「1」の紙から児山さん判断で思い切って変え、写真がよりあざやかに見えるように。コンデジやスマホで撮影した写真をプリントしたものでは、これが上限リミットまで引き上げられたクオリティかと思います。また前回は2枚だけ児山さん撮影の写真がありましたが、今回はすべてオラシオ撮影です。テキストもより読みやすくなったかと。
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![](https://assets.st-note.com/img/1714356526809-XG0lNiTHr8.jpg?width=1200)
<縦長の写真も入れ、より変化のある紙面に>
「1」を出版するまでの旅ではカメラを縦にして撮ることがほぼなかったため、横長(ほとんどが3:2)の写真ばかりで紙面デザイン的には平板な印象でしたが、今回はところどころに縦のものも混ぜ込みました。実はこれ「続編もあるかもしれないので、それに備えて縦でも撮影しておいてください」という児山さんの指示もあり。無事続編出せて良かったです。
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<各館への旅を記した「本編部分」にも書き下ろしを1編加えました>
こちらは陸奥新報の読者もまだ読んだことがないものになります。とりあげた図書館は訪問ツイート↓がバズった?(26万表示、4千弱のいいね)、天草市立御所浦図書館(熊本県)です。こちらへの旅はなぜか青森県につながるご縁があり、、、詳細はぜひ本でお読みください。
と、とうとう憧れの図書館に来てしまった……この造形はヤバい。 pic.twitter.com/mk8eYFgUzS
— オラシオ@「図書館ウォーカー2 旅のついでに図書館へ」間もなく発売予定(1は増刷中) (@poljazzwriter) February 12, 2024
<「鉄道 車内絵日記」が話題のイラストレーター大崎メグミさんのイラスト2点掲載!>
コミックエッセイ「ネットで旦那、ひろってきました!」やロングセラーシリーズ「モノのなまえ辞典」の挿絵でも知られる大崎さんが図書館ウォーカーチームに参加し、旅情とユーモアにあふれたすばらしい作品を描いてくださいました! 特に「ソフトクリーム津々浦々」のイラストのイマジネーションはすごい。ぜひお手に取って確かめていただきたいです~
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<齊藤一絵さんの装丁&中扉がさらにかわいく!>
これもぜひ現物を手に取って確かめていただきたいのですが、カバーを外した表紙には本文内容とリンクするような、猫との出合いのシーン。そして「新・図書館ウォーカー君」はノーハットでリュック姿になっています。中扉ではこれからとりあげるエリアが地図上で黒塗りになっており、中扉ごとに手と足の位置が変わって歩いているように見えるのです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1714364863086-gyY3FHcmLc.png?width=1200)
<難読地名をさらにわかりやすく、ルビ大幅に増やしました!>
読めない漢字があるとやっぱり読む手が止まっちゃいますよね。ということで読みにくい地名や人名のルビを「1」から2.5倍くらいに増やしました。さらに読みやすくなっていると嬉しいです。
<書き下ろしコラム、まえがき&あとがきの内容は、より「図書館ウォーカー」という趣味について理解が深まるようなものにしました>
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帯に引用した文章が、この本のコンセプトを一番よく表現していると思うので、ここにも載せておきますね。
本書でつづられているのは各都道府県・計62の「図書館をめぐる旅」だが、この「めぐる」は単に図書館巡りというだけでなく「図書館の内も外も含めたあれこれに思いめぐらせる旅」ということだと思っている。寝る前のひまつぶしでも知らない図書館の情報収集でも、お好きなペース、目的でお読みください。
掲載館一覧
館名横の△は「行ったけど休館日だった」、◇は「訪問後に移転または改装」、☆は「書き下ろし」を意味します。
北海道
大空町女満別図書館
釧路市中央図書館
泊村公民館図書室
中川町中央公民館図書室
根室市図書館
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東北
大間町北通り総合文化センター図書室(青森県)
十和田市民図書館(青森県)
弘前市立弘前図書館(青森県)
山田町立図書館(岩手県)
気仙沼市唐桑コミュニティ図書館(宮城県)
秋田市立土崎図書館(秋田県)
上山市立図書館(山形県)
酒田市立中央図書館(旧)(山形県)◇
会津川口駅只見線駅文庫(福島県)
南相馬市立中央図書館(福島県)△
![](https://assets.st-note.com/img/1714355578749-7LyGR44Vj6.jpg?width=1200)
関東
北茨城市立図書館(茨城県)
佐野市立図書館(栃木県)
高崎市立中央図書館(群馬県)
美里町図書館 森の図書館(埼玉県)
TRC八千代中央図書館(千葉県)
目黒区立八雲中央図書館(東京都)
大磯町立図書館(神奈川県)
![](https://assets.st-note.com/img/1714355790294-xgZuEiP23J.jpg?width=1200)
中部
出雲崎図書館本館(新潟県)
上越市立直江津図書館(新潟県)
高岡市立中央図書館(富山県)
羽咋市立図書館(石川県)
勝山市立図書館(福井県)
身延町下部公民館図書室(山梨県)
白馬村図書館(長野県)
岐阜市立図書館分館(岐阜県)
袋井市立袋井図書館(静岡県)◇
名古屋市立中村図書館(愛知県)
亀山市立図書館(三重県)△
![](https://assets.st-note.com/img/1714355872821-b8oZA2e1wc.jpg?width=1200)
近畿
長浜市立長浜図書館(滋賀県)
京丹波町図書館和知分館(京都府)
豊中市立蛍池図書館(大阪府)
豊岡市立図書館城崎分館(兵庫県)
西宮市立鳴尾図書館(兵庫県)
大和郡山市立図書館(奈良県)
湯浅町立図書館(和歌山県)
![](https://assets.st-note.com/img/1714355994836-SZ6cKFUsgR.jpg?width=1200)
中国・四国
琴浦町図書館(鳥取県)
益田市立図書館(島根県)
津山市立図書館(岡山県)
呉市倉橋図書館(広島県)
阿武町町民センター図書ルーム(山口県)◇
海陽町立宍喰図書館(徳島県)
観音寺市立中央図書館(香川県)
今治市立大三島図書館(愛媛県)
オーテピア高知図書館(高知県)
四万十市立図書館(高知県)
![](https://assets.st-note.com/img/1714356096895-LsQgPA6YnW.jpg?width=1200)
九州・沖縄
北九州市立若松図書館(福岡県)
太良町立大橋記念図書館(佐賀県)
雲仙市図書館(長崎県)
天草市立御所浦図書館(熊本県)☆
水俣市立図書館(熊本県)
杵築市立図書館本館(大分県)
日田市立淡窓図書館(大分県)
串間市立図書館(宮崎県)
鹿児島市桜島公民館図書室(鹿児島県)
日置市立中央図書館(鹿児島県)
糸満市立中央図書館(沖縄県)
うるま市立石川図書館(沖縄県)△
![](https://assets.st-note.com/img/1714356251720-EeEUOc2m2c.jpg?width=1200)
まえがき/コラム/あとがき
図書館ウォーカーのトリセツ(まえがき)
路線バスはオホーツク沿岸をゆく
ソフトクリーム津々浦々(大崎さんイラスト掲載)
図書館ウォーカーって、何を見てるの?
図書館に行くなら、ぜひ公共交通で(大崎さんイラスト掲載)
図書館ウォーカーは「孤独のグルメ」になれるか?(あとがき)
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掲載図書館一覧マイマップ
「1」と同じく、残念ながら各館の地図だけは掲載に至りませんでした。マイマップで1の本編掲載分と併せてクリップしましたので、紙媒体のかわりとしてご覧ください。
お知らせ&お願い
2の出版にさきがけ、現在4件(青森県内3,関西1)の講演、トーク出演のご依頼をいただいております。全国の方に図書館ウォーカー旅の楽しさをお伝えしたいので、ぜひぜひご依頼のご検討のほど、お願いいたします。
個人的にはホームタウンの「青森市」や、より遠方または行ったことがない街の方からのオファーを切望しております。メール(プロフ掲載ヤフメ)へのご連絡、お待ちしております! ご相談だけでも大丈夫です♪
また、時々訊かれるのですが図書館ウォーカー取材の経費は基本的に自費でまかなっております。もっともっといろんな街と図書館に行って面白いものを書き続けてくれ、という方はぜひ本のご購入、こちらnoteの投げ銭やサポートをお願いします。
お金の面でもありがたいのはもちろん、精神面においても大変に励みになります。ご検討のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
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